人気ブログランキング | 話題のタグを見る
琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

  そろそろ


北海道の疲れもとれ、
12日、石田百合の勧めで、目黒の庭園美術館で舟越桂をみた。
久しく来ていなかったが、なんと建物と舟越桂の作品が絶妙の緊張感を放っていた。
こんなに作品と空間が合うのも珍しい。

13日、小川町のカワセ楽器にバンジョーの修理で伺う。
30年以上前にここで買った楽器で、さすがにフレットに弦の凹みが
深々とついてしまった。5フレット取り替えることになった。
プロダクションに入ってすぐの頃、「陽はそれぞれに」という農村ミュージカルに
出演し、劇中で役者達が楽器を演奏する案があり購入。
手持ちのバンジョーは、他人に貸した切り返って来なかった。
台本は「若者たち」を書いた山内久、作曲は中村八大、振付けは堀内完という
豪華メンバー。主演は九重佑三子さんでした。
結局、本番での生演奏はなくなりましたが。

15日、初めてつくばエクスプレスに乗り守谷へ行く。
11月30日に、「耳なし芳一」をする会場の下見だ。茶房「かやの木」。
何とも風情のあるところだ。大きなかやの木が立っている。蕎麦も美味しかった。

16日、今日は「耳なし芳一」の下見が二件。
一件目は、たまプラーザにある小学校で、体育館、音楽室、図書館など見せてもらう。
二件目は、池尻大橋で降りて高校へ。
いい劇場空間があり、真っ暗になる。開演時間が早いのだけが玉に瑕(たまにきず)。

そのまま汐入駅(京急)へ行き、聖ヨゼフ病院を探す。
役者仲間の佐々木帯刀さんのお見舞いだ。動けずにベッドで唸っているかと思ったら、
奇跡の復活とかで医者と退院の相談をしている真っ最中。ま、何より。
気をつけて下さい、お互いそろそろ、そろそろですからな。

横須賀中央駅もすぐ傍だと言うので、「銀次」に寄って一杯やって帰る。

17,18日と雑用など、、、。19日カワセ楽器にバンジョー取りに行き、六本木。
ここは混んでるな。夕方の六本木なんていつ来たっけ?
用事はそんな賑やかなところとはかけ離れた静かなところ。
大学の友人がやっている事務所で打ち合わせ。しばらく会っていない人達の消息を聞く。
雨の中、バンジョー抱えて人混みを歩くのはもう勘弁!

小樽で知り合った小説家、蜂谷涼さんの作品を読む。現在三冊目。
北海道の開拓の話が面白い。小樽の事は何も知らなかった。
この本を持って町を歩きたくなる。賑やかだった時代を思い浮かべて、、、。
着物の柄や色の名前などほとんど分らないし、食べ物もいろいろ出てくる。
さて、普通なら料理上手と考えてしまうがその実態は?
この次ぎ会ったら聞いてみよう。
by miminashibiwa | 2008-09-20 20:41 | 耳ざわり通信