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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

グルジア*ミラクル


  2007年1月〜2月グルジアへの旅 その5

2月5日(月)
ホテルの朝食を作るお姉さんが、最初に来た時の人に変わった。
300ARAGVELIからRUSUTAVELIへ。石田が英語=グルジア語辞書購入。

ピロスマニと書いたケースデザインの違うビデオをもう一本買う。
このビデオは、帰国してからPALをVHSに変換してみてビックリ!
映画かと思ったらミュージカルの舞台が映っていた。こりゃ珍品?
観た人に、モスクワの劇場だと教えてもらう。かなり大きい劇場だ。
ピロスマニと絵の中の人々が繰り広げるお芝居。言葉は判らないが大丈夫。

今日は暑い。郵便局でおもわずセーター脱いでしまう。
1時にメトロのTavisupleba駅ホームで、学生3人と待ち合わせ。エカさん来ず、
昨日とは見違えるような美人に変身したテオ(ナ)さんと、ジャバ君が現れた。
4人でテオさんの好きな店アル・イダルドへ行く。
マリオネット劇場そばの、先日入った店だった。
アゼルバイジャン、バクーのスパイスティー(シャウィチャイバクウラド)を飲む。
アゼルバイジャン人はチャイの作り方が上手ですと言ったのは、ジャバだったか?

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         ジャバ君とシャウチャイバクウラドとノート

名前を日本語で書いて欲しいと言われ、手緒奈、手折菜、蛇馬、娑婆などと書く。

彼の日本語のノート三冊を見せてもらう。いや、参った。よく勉強している。
忍者、天狗が出てきたのには笑ったが。今日は二人とも上手に日本語を話す。
昨日は緊張していたようだ。テオは、アーティストになりたいという。
ただ、学生たちが日本語を勉強しても、それを使える仕事がないのが辛い。
日本企業がもっと入って、学生たちが日本語を使える日が来てほしいものだ。

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        テオが、おじいさんが彫った教会の門の前で

タクシーで、テオのお母さんの友人、リレ・ピルパニの工房へ行く。
学生がタクシー代を払おうとするのには困った。
木造3階建ての3階に、5人でやっているアトリエがあり、フェルト作品が並ぶ。

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            アトリエでのテオ

他に女性2人がいて、フェルト作家の石田が自分の作品の写真など見せているうち
リレさんが自分の作品をプレゼントすると言い出し、天使が描かれたものをくれた。
石田も持っていた自作のウサギの人形を交換に渡す。
すると今度はポーチをくれるといった具合で、こっちは出すものが無くなった。

リレさん実はマルジャニシュビリ劇場の女優さんで、昨日ブレヒトの「三文オペラ」
に出演していたという。観たかったが、レパートリーシステムで日曜だけの上演。
残念ながら、日曜迄は居られない。
お互い役者だと分かると親近感がわき、急に仲良くなるのがおかしい。 
グルジアの芝居は観られなかったが、自国作家の芝居が沢山上演されているそうだ。

5時半頃迄お邪魔して、帰る寸前また一人女性が現れる。ガマルジョバと挨拶すると
何でグルジア語なんか話すの?と笑われる。

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      リレさんは、日本の前掛けで仕事していた。

明日は、テオの家に招かれワインをごちそうしてもらう事になった。
ジャバとルスタヴェリからメトロに乗り、MARJANISHVILIヘ行く。
帰り道にひもを買おうと思うが、あまりの空腹に昨日のトルコ料理食堂へ入る。
ピラウ2皿、ビーフと芋、ピーマン肉詰め、冷野菜柘榴入りなど食べる。
NARJANISHIVILI駅へ戻り、300ARAGVELIへ。いつものオバチャンの店で、
ビールとソーセージ、魚缶のつまみ仕入れて帰る。楽しい一日になった。
by miminashibiwa | 2008-03-16 20:33 | ハチャプリ商会