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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

グルジア*ミラクル

 
  2007年1月〜2月グルジアへの旅 その3 

2/2(金)
朝食にミルク粥が出る。疲れたお腹に、嬉しいご飯だ。牛乳で炊いたご飯は初めて。
毎朝客は二人だけなんで、ホテルの人が日本人に気を使ってくれたようだ。

アブラバリのメティヒ・チャーチ。中国人と間違われ「チー、チー」とうるさい。
近くの土産物屋で、スワネティー地方の羊飼いの帽子を二つ買う。街よりだいぶ高い。
お茶の専門店があり、グルジア茶二種類買う。紅茶と緑茶。市場と違い香りがいい。
他の国のお茶もいい香りがしていた。日本の緑茶と玄米茶があったのは嬉しい。

お婆ちゃんの店で、新しいピロスマニのリーフ買うと、他の品物を沢山だしてくる。
カフェで、お茶と雑穀入りの菓子、マカロニと肉ののった皿を食べる。どれも美味。

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今泊まっているホテルと同じ名前の「ズベリウバニ ホテル」を見つける。
ガイドブックの住所と、今いる所が違うので変だと思っていたんだ。
中に入り、部屋を見せてもらい値段を聞く。又行く時はこっちで充分だ、便もいいし。

シオニ・チャーチに入り、隣の博物館へ。旧いトビリシの街の写真や道具など見る。
上の階で写真展。映画監督や役者の写真ばかりで、ロケ現場も写っている。
フェリーニ、ビスコンティー、マストロヤンニ...etc.誰が撮ったのか。

いつもの安食堂へ。4時半に開いていて、地ワイン2L、トマトサラダ、ハチャプリ、
ヒンカリ、シシカバブ、焼いた薫製魚など。
先日一緒に大騒ぎした連中が、ミュージシャンに何度もチップを渡していたせいか、
すぐ音楽が始まり、全然やめてくれずうるさくて参った。仕方なく帰りにチップ渡す。

帰ってダウン。9時頃電話で起こされる。明日会うティナさんからだ。
酔いと寝ぼけているのとで訳判らず、聞いた電話番号も書けないていたらく。

この日の日記は判別不可能...

2/3(土)
朝食に面白い物が出た。雑穀のバター煮というか、豆や麦なども見える。

12時、アブラバリ駅でティナさんと会う。石田が日本でお姉さんと知り合い、
グルジアで日本語を習っている妹を紹介してもらった。
お姉さんが美人だと聞いていたが、妹も背の高い、スリムな21歳の美人だった。

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全身黒で決めた、モデルのような娘で、英語でどんどん攻めてくる。
NYに1年留学したというが日本語はどうなったんだ?日本語を話してくれ、日本語を。

すぐ前の教会へ行き、橋を渡りナリカラ・チャーチへ。いい景色だ。良く来るという。
彼女の友達の母が働いている店へ行き、いま人気の七宝焼のアクセサリー見る。
タビスプレバのおしゃれな店でお茶。西洋っぽくて、おじさんは落ち着かないな〜。

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ムタツミンダ山。土曜日は結婚式が多いそうだが、本当に何処の教会も結婚式。
中も外もお祝いの人でいっぱい。ドレスは、あの通りの店で買うのだろうか。

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山を降りると、ティナさんの日本語の先生ルシコさんと旦那さんにバッタリ会う。
(帰国してから判ったのだが、パラジャーノフ監督がこの辺に住んでいたらしい)
ルシコさんは、金沢大学に最近まで6年間留学していたという、うら若き女性。
日本語べらべらで、ジョーク好きの感じのいい人だ。日本が大好きらしい。

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一緒に散歩して、ミュージアムでピロスマニが見られない理由を聞いてもらうが、
1年以上開かないだろうという事しか判らなかった。

明日、日本語学科の学生達と旧首都ムツヘタに行くことになリ、トビリシ駅で別れる。
ティナに市場を案内してもらう。まだ知らない場所があるが、もう夕方で店じまい。

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タビスブレバに戻りヒンカリーの美味しい店で夕食。豚足、牛タン、ピクルス、野草に
ワイン。うまいな〜。ところがティナは、コーラとヒンカリー1個だけ。
小食とは言っていたが、何処の国でも美人は大変だ。

だいぶ歩いたせいか、今日は二人とも風邪気味。咳、頭痛。
by miminashibiwa | 2008-01-31 22:15 | ハチャプリ商会