神保町で一杯
神保町岩波ホールの下で待ち合わせをした。
閉鎖が決まったらしいが、まだ開いている。
ちょっと前にはグルジア映画祭をやっていたようだ。観たかった。ん?今はジョージアか。
ここで映画だけじゃなくギリシャ悲劇も観たぞ。
三省堂が閉まっていた。建て変えると書いてある。ホントか?どんどん本屋はなくなる。
ここは上から下までぶらぶら見ているだけでも幸せだったんだが。
新刊本だけでなく、アウトレットや古本屋まで入っていた。
でもアンタ、酒呑めないんだろ?
だいたい今日はメシを食べにきたんじゃなかったか?
入ってすぐ「炒豆腐(チャードーフ)」を頼む。
酒の前に頼むかなぁ?今は亡きオヤジさんの「チャードーフ、一丁!」と調理場に通す声が聞こえてくるようだ。見ているだけでも画になった人だった。
私は薩摩無双とお湯をもらい、鯖のヌタや兵六あげでちびちび。なんだか落ち着くなぁ。
アンタはお茶で酒のツマミを食べるんだ。昔は呑んだのにねぇ。
予定外の酒で、わしゃ酔ってきたよ。餃子でも食べようか。あゝカウンターはいっぱいで、入れない人が出てきた。早く入って良かったね。「薩摩無双、もう一杯」。こんな店でゆっくり飲るのが一番だ。
京都の赤垣屋もよかったな。さあそろそろ帰ろうか、おあいそを。
えっ、兵六の本の宣伝かい?「兵六ー風を感じるこだわりの居酒屋」か、もう古本屋で見たよ。ごちそうさま。
by miminashibiwa
| 2022-05-18 01:46
| 耳ざわり通信