人気ブログランキング | 話題のタグを見る
琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

月間「たる」7月号でチケットプレゼント

お酒をめぐるカルチャーマガジン、月間「たる」7月号が送られてきた。
45ページには9月28日(金)18時開演の「桜の森の満開の下」の情報が掲載された。
逗子文化ホール・なぎさホール。早稲田大学校友会逗葉稲門会主催。私が琵琶で語ります。
30枚のチケットプレゼントがあります。雑誌を買ってチケットを当てよう!

先日「たる」編集・発行人の高山さんから取材を受けることになり、稲門会の荒木さんと3人銀座和光前で待ち合わせ。
昼の3時に開いているバー「SAMBOA BAR」へ。1918年創業というからちょうど100周年の老舗バー。大阪・京都・東京に14軒あるそうだ。白水社から『バー「サンボア」の百年』という本も出ている。

酒は取材の後かと思ったら、早速飲むという高山さん。この時間から強い酒を飲むとすぐ酔うなと思い、荒木さんがビールと言ったので私も同じものを。あまり酔うと何を言い出すか分らないので、少しでも酔いを先きに伸ばそうとする姑息な酒飲み。敵は早く酔わせて本性を暴くのが狙いなのは分かっているのだが。

高山さんお勧めはカナディアンクラブのソーダ割り。かき回さないのだとか。
さあ二杯目行けと言うので、バーでビールは失礼と思いジントニック。旨し。
軟弱というなかれ、上手な人の作るジントニックはとても旨いものなのだ。
もう一杯行こうと言われ、高山さんお勧めのカナディアンクラブソーダ割り。
ツマミの落花生をポリポリ。
久し振りのカナディアンクラブ旨し。このウィスキーのソーダ割りは初めてだ。
この頃になると、高山さんと大声で吠えている私。でかい口をきいているなと思いつつトイレへ消える。
昼なのと、高山さんが話を引き出すのが上手いので本性が剥き出しになってくる。
同じ話しを繰り返しているのだろうし、自慢話をしているのだろう。ああ恥ずかしい!しらふじゃ出来ない。

三杯飲んでも、まだ5時にもならない。取材終了。
この店でジャズライブもあるらしく、貰ったチラシにはベースのロン・カーターの写真が。昔よく聞いていた。田園コロシアムでの「V.S.O.P」のライブは柳田君に連れて行ってもらったなと思い出す。そうか1977年7月といえば、私24才。ハービー・ハンコック、ロン・カーター、フレディ・ハバート、トニー・ウィリアムズだったか。田園コロシアム広いな〜、ステージ遠いな〜という記憶が残っている。

前の年は渋谷ヤマハで池田芳夫さんにジャズベースを習いに行っていた事もあった。ウッドベースを買って習いに行ったが、すぐ月謝が払えなくなり、NHKテレビのレギュラーも入ったのでこれ幸わいと辞めてしまった。一緒に習った早稲田ジャズ研出身の人とは目白の銭湯で何度か会った。キャバレーの演奏で稼いでジャズをやると言っていたがどうなったか?名前を覚えていないのが悔やまれる。カラオケでキャバレーの仕事は無くなったろう。

ああ昔の話に酔った、年寄りになった証拠だな。話しを銀座に戻さねば。
地下のSAMBOAから外へ出てみると、まだまだ昼の明るさ。贅沢な気分だ。
次はしばしぶらぶら歩いて高山さんお気に入りの蕎麦屋へ。この店の名前も場所も覚えていない。泰明庵やシェリークラブの一本裏の道を歩いた記憶があるのだが?そうか、店の名前は虎造の浪曲のタイトルか。
女性二人でやっている手打そばの店。日本酒美味しそうなのいろいろあり。
この日は「龍力」「〆張鶴」呑む。女将さんが群馬出身と聞き群馬の酒の名前をいくつか出して話したから、群馬の酒をもう一杯呑んだ確率高し。美味しいお蕎麦でありました。
ここも地下で、外へ出てもまだまだ明るい。お二人は新橋へ向かい、私は有楽町。
楽しい酒飲みの一日終了。帰って一杯やる。本当に本日終了。

by miminashibiwa | 2018-06-27 02:59 | 耳ざわり通信