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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

北海道 朗読ライブ旅⑧。注いで下さい深田さん、独酌はいけない。

8月6日(水)苫小牧〜池田町。ムーンフェイス。
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苫小牧から南千歳に行き、おおぞら5号に乗って池田に向かう。
窓側の席はすでに売り切れていて、通路側に座る。隣りは札幌で働く若い女性だ。
一眠りして目が覚めると、隣りの女性から飴を勧められる。ありがたくいただく。
少し話す。実家に帰省するそうだ。池田より先きの白糠まで行くと言ったか。
釧路のジャズ喫茶「ジスイズ」の話しをすると、ジャズミュージシャンかと聞かれる。
いえいえ、そういう者ではありません。習いに行ってたことはありますが。

アイスクリームを売りに来たので、飴のお返しのつもりで「いかが」と言うと結構ですと言われ、珈琲を注文されてしまった。
時々眠り、時々話し、中途半端な列車旅となる。ヨーグルトとアイスクリーム食べる。
なんだか汗が出て困る。

池田町駅にはムーンフェイスのダーリン、杉山さんが迎えに来てくれた。
画廊喫茶「ムーンフェイス」に到着。本日の宿「民宿まきば」に荷物を置く。
清見温泉へ歩く。ムーンフェイスでやる時は、必ず入りに行く。
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戻って、知子さんにシーフードピラフご馳走になる。
朗読をする場所を決める。ダーリンのフルート練習用の譜面台を貸してもらう。
お客さんもいるので、朗読の稽古が出来ない。今日は、ぶっつけ本番だ。
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ぼちぼちお客さんが集まって来る。
タナカファームの田中さんが差入れてくれた、フェルトの足踏みボールをいただく。
店に「一葉のめがね」という本が飾ってあって、音更から来た菅原さんが欲しいと言うので、杉山さんに聞くと売り物ではないと言う。本を見ると、猫の事務所発行となっていた。
なんだ、9日に朗読ライブをやるあとりゑ・クレールの事ではないか。
早速、高橋明子さんに電話して送ってもらうことにした。面白いことが起こる。

今日の朗読は、いくつか心配事がある。
昨日ひとつ年を取ったので、老化で口が回らなくなっているかもしれない。
温泉で身体を温めリラックスしてしまったので、緊張感が抜けているかもしれない。
稽古なしのぶっつけが、吉と出るか凶と出るか?
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沢山来てくれて、大好評。ちょっと咬んだりしたけどね。
自分でも呼びたいといってくれるひとが出たり、70代の男性が「初めて朗読を聞いたが、アニメを見ているように画が見えた」「自分で読むよりよく分かった」と言ってくれた。
質疑応答となり、「ホシコ」の拡大原稿も見せる。活字ではどうなっているのか気になるようだ。
お嬢さんが東京で役者をやっているという女性がいて、援助してあげてと話す。
朗読をしているひとも何人か来ていたようだ。
最後、マダムの杉山知子さん、川口さん、深田さんが残り打ち上げ。
今晩運転しなくていい深田さんと、ビールやワインを飲む。
あっという間に23時半。川口さんのクルマで送ってもらう。深田さんも同乗。

「民宿まきば」は二度目の宿泊。
数年前、「桜の森の満開の下」で来たとき、泊めてもらった。
奥さんは昨日の客に疲れたらしく、今日は私しか客を取っていない。
勝手に入って鍵をかけて寝てくれと言われていたが、もし鍵がかかっていたら入れないし、真っ暗で雨が降っている。ムーンフェイスがどこなのか分らないという状況。
そこで私が中に入るまで見ていてくれるよう、川口さんに頼む。子どもだね、まるで。
無事入れました。

毎回幸せな朗読ライブ、三日目終了。
by miminashibiwa | 2014-08-21 01:17 | 耳ざわり通信