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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

YUKI 朗読教室発表会

12月20日(木)青葉台フィリアホール リハーサル室。

宵っ張りのせいで、朝9時の目覚ましの音が憎らしい。
ああ後30分寝よう。う〜ん、目が覚めちゃったか・・・。

12時35分青葉台到着。
吉岡さん、石川さん、坂本さんと45分からフィリアホール リハーサル室のセッティング。
椅子を並べ、テーブルを出し・・・間もなく中田さん現る。

今日の「YUKI 朗読教室発表会」の流れをおさらい。
出演者より、自分の方が緊張している。挨拶の言葉が出て来ない。
ちょうど一年振りの発表会になる。石川さんは初舞台。朝から3時間も稽古したんだと。
喉が大丈夫かと心配したが、全く問題なかった。

時間がないので、段取りのリハーサルは一度だけ。なるようになるさ。
さっそく空いてるところで声を出す四人。
14時開場、14時半開演。

中が空洞の本の中に読む物を入れ、お客さんの中にまぎれた朗読者に手渡すと、受け取った人が前に出て物語を読む。お客さんの中には、自分のところに来たらどうしようと心配した人もあったようだが、そんな事はしませんでした。でもそれも面白かっただろうな。

かなり緊張した空間となった二つの話が終わり、三つ目の話で場が温まる。
稽古とは打って変わって、なんだかみんなとてもいい。どうしちゃったの?
こっちの方が逆に緊張して来た。最後わたしが一分くらいの詩を読み一部終了。
頭を下げても、お客さんはまさかこれだけしか読まないとは思わなかったか、それとも下手だったか拍手もまばら。
とにかく休憩で、お客さんもほっと一息。

二部は椅子など並べ、戯曲を読む朗読者の為のセッティング。
ひとりでト書きも登場人物名も台詞も読む、戯曲読みは普段聞く事がない。
30年程前「下谷万年町物語」の稽古初日に、唐十郎さんの作者本読みというのを聞いた事があるが、これは面白いものだった。
で、今日の戯曲読みも大変面白かった。こんなに戯曲を聞くのがいいものだったとは!
次は、シャンソンの歌詞を芝居の台詞ようにして演じる朗読者。台本は持たない。
ここ数回うまくいっていなかったのだが、お客さんが入ると集中力が増し素晴らしい事に。
私がまたほんの短い詩を読み、全員前に出て発表会は終了。

みんな何て本番に強いのだ !? 
稽古でもした事のないような動きをしたり、感情を出したり、呼び声を出したり!
全員上手くいくなんてあり得ないようなことが起こった。やった〜!

お客さんも去り難かったようで、しばらく出演者に感想を伝え歓談していた。

忘年会を兼ねた打上げ。
5時間も喋っていた。お疲れさまでした。いい発表会でした。

来年は、10月にするかもしれません。
どうぞその時は、みなさま足をお運び下さい。愉しい時間が待ってます。
by miminashibiwa | 2012-12-21 02:28 | 耳ざわり通信