安達原
7月17日(土)観世能楽堂。
暑くなった。息をするのも辛くなりそうだ。渋谷になど行けばなおさら。
13時から、観世能楽堂で梅若研能会七月公演。
観世能楽堂の入り口から見た松。
少し早く着くと、20人ほどが入口の前で日差しをよけながら開場を待っていた。
琵琶奏者の古澤錦城、史水ご兄弟と奥様がひとり観に来ていたのでご挨拶。
仕舞を三番、能「自然居士(じねんこじ)」。久し振りに動きのある演目を観た。
女の子役の男の子が可愛らしく、足がしびれるのを必死にこらえていた。
でも立つときはすっと立っていたので、何でもなかったのか芝居だったのか?
これは楽しませてもらいました。
舞台でやっていたことではないのですが、一つ思いつくことがありました。さて、演出家にOKが出るか?
狂言「樋(ひ)の酒」は違う演者で観たことがあり、劇中で謡ううたも芝居も違い面白かった。
能「安達原(あだちがはら)」は、古室知也師匠がシテをつとめる。手塚治虫の漫画にもありますが、勝手に老婆を想像していたので、、、。今度聞いてみましょう。
お昼からお能を観て、終わると夕方。何とも贅沢なものです。
ぷらぷら代々木公園へ行き、台詞のおさらい。沢山人が来てますが、まだスペースはありました。隣の方では、若い人達が芝居の稽古。走る人、犬の散歩、寝てる人、楽器の稽古、カップル、、、。いろんな人がいます。平日来よう。あ、夏休みになるか、、、!
渡辺保「舞台を観る眼」をぱらぱらめくりながら、もう少し「直面」で出来ることはないか探ることを考えています。
by miminashibiwa
| 2010-07-18 03:20
| 耳ざわり通信