琵琶法師の毛づくろい


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ごたんだ

2015年12月29日(酔)
昼過ぎ、文学座の今村さんからの電話で五反田へ。来年の「女の一生」の稽古が早く終わったので、一杯やっていたらしい。時間が早かったのでふたりで街を散策。とらえどころのない所だ。グルジア料理の店があったはずだが・・・。向にも入りたい居酒屋があったんだが・・・。4時半からふたりで忘年会となる。いや〜喋った。声が枯れるほど遅くまで。

12月30日(黙)
街が静かに、寂しくなって行くが、喫茶店には席がない。私に咳が出始めた。昨日うつったな?

3月11日に、「方丈記」を読む話しが進行中。佐藤春夫の「方丈記」岩波現代文庫を読む。堀田善衛の「方丈記私記」を又読み始める。途中で止まっていたが、今度は最後までたどり着くか?

後一日で、今年もお仕舞い。思うところは色色あるが、書いていると眠れなくなるので、本日これまで。本年これまでか?
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by miminashibiwa | 2015-12-31 02:01 | 耳ざわり通信

800年

2015年12月22日(火)
あまりにブログを書かなかったので、書き方を忘れてしまった。

18日に六本木ストライプスペースで「方丈記」全文を語った。
琵琶の秘曲でつづる 平成絵巻「方丈記」
楽琵琶 塩高和之、5弦ウッドベース 水野俊介、映像 ヒグマ春夫。
最初は本を見ながら朗読するつもりだったが、映像のヒグマ春夫さんに「覚えるんだろ」と言われたのが運の尽きで、今回は覚えることとなった。読むだけで40数分?ライブは1時間を越えている。「ゆく河の流れは絶えずして・・・」授業では冒頭くらいしかやらないけど、あなたは全部読みましたか。読んでも意味も分らないわたしは、古文を覚えることなど不可能と思っていたので不安この上なし。以前、山本周五郎の短編「ひとごろし」を英語劇に翻案したのに出演したが、覚えづらさはどちらが勝ったか?結局本番は、いざとゆうときのために譜面台を立て原稿を乗せてやった。最後まで迷ったが、分らなくなった時に見ないと先きに進めなくなるのを恐れた。芝居と違って、あまりいい加減なアドリブもまずいと考えたためでもある。古語のアドリブは無理か。もっとも前から当たる映像、ほとんど活字の見えぬ明りに、これならかえって出さぬ方が良かったかと今では思う。しかし何度か分らなくなった。原稿があるために、分らなくなった箇所を探す。しかし暗くて見えない。笑ってしまう。あまりあわてないのは、年のせいか。お客さんが入ると、俄然面白くなる。稽古では出ないような喋り方や動きをしている。琵琶やベースもいつもと違う。本番は、いいものだ。
ライブの前に簡単な情報は伝えたが、なにも知らずに来たお客さんは聞いていても分らないことが多かっただろう。わたしは出来る限り分るように読みたいと心がけたが、言葉自体が分らないことが多いので、語っている感じや演奏の雰囲気で読み取ってもらうしかない。あとは自分で「方丈記」を是非読んでもらいたい。

私は方丈記を覚えたためにとても豊かな気持ちになっている。原稿を見ながら朗読していた時には分らなかった気持ちが、少し分る気がするのだ。方丈記を通してものを見る生活となっている。すぐれた芝居に関わっているときもよくあることである。鴨長明が五畳ほどの庵に独り住んで、58才に書いた内容に頷くことが多いのだ。何だか自分のことが書かれているような気にもさせられる。うまくいかなかった人生をぐずぐず言って、頑固で、悟りきれぬ所もいとおしい。そしてこれは、現代語訳を読みつつも、古文で読まなければその面白さが分らないのだ。いい芝居がそうであるように、いくつかの解釈が可能で、知識や経験で読みが変わる。繰り返し読むことで、読み取れることが深まる。古典の授業が苦手だったわたしは、今その楽しみを知る入口にたどり着いた。あくまでも入口にとしか言えないのだが、喜びはとてもおおきい。方丈記や鴨長明について書かれたものも、楽しく読んでいる。

ふと、鴨長明さんが何年前に死んだのかと数えると、来年が没後800年と分った。そりゃあ、やらなくちゃ。深く思い、深く知らん人の為に言うにはあらず、私と同じように知らなかった人のために「方丈記」の楽しみを伝えたい。まずは3月26日(土)日本福音ルーテル むさしの教会で、大柴譲治牧師のお力を借り公演することになった。来年は「方丈記」いかがです?
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by miminashibiwa | 2015-12-23 02:45 | 耳ざわり通信