琵琶法師の毛づくろい


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北海道 朗読ライブ旅⑮。おまけじゃないぞ、青葉台!

8月30日(土)横浜、青葉台。ぐらんあみ。「ほしくずのティータイム」青葉台朗読ライブ。
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チラシ、ちょっと読めないかな?

涼しくなったが、うまく眠れなかった。
2時に青葉台のぐらんあみに着くはずが、間違えて1時に着いてしまった。
眠い。ぼーっとした顔で店に入り、誰も来ていないのを見て時計を見る。嗚呼!
珈琲をいただき眼を覚ます。中々起きて来ないアタマ。

3時。北海道 朗読ライブ旅で読んだ「どんぐりと山猫」と「ホシコ」を私が読み、間に朗読教室の生徒である坂本幹子さんが「注文の多い料理店」を読む。
その話を聞きながら、河原奈苗さんがライブペインティングをする、という企画だ。
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これがそうです。
坂本さんは大好評。体調が悪いといっていたのも何のその。そこまでやったか!

毎回思うのは、読む場所によって声の響きが違うため、必ずしも思った音や響きを作れないということ。あれっ?と思うことがよくある。
その場でリハーサルをするということはほとんどないので、本番で初めて気付く。
気持ちが削がれてしまったり、この表現が伝わらなかったなとか、これは伝わらないだろうななどと考えながら読んでいる。
代わりにこれは使えるかとか、ここまでなら行くかなどと思ったりする。
ぐらんあみでは、何度も朗読をしているが、今日は途中まで手強いなと思った。
「どんぐりと山猫」は、どこよりも良く笑ってもらえたし、「ホシコ」も思った反応ではあったが、ちょっと反省。数をやると、必ずしも良くなるものではないと自戒。

今日は男性客がひとり。なんと、北海道浦河町に何度も行った事があると言う。
もうひとり、初めて来た女性は新冠(にいかっぷ)に行った事があると言う。
両町とも日高の馬産地である。「ホシコ」は、馬の話し。浦河は私の故郷。

いつも来てくれる方達が、聞きに来てくれた。
以前「やまなし」を聞いてファンになったと教えてくれた方もいた。
声のファンの方も。ありがとうございます。

終演後、ぐらんあみのアイコさんがビール2本ご馳走してくれた。
帰りの電車で爆睡。帰って、暴飲暴食。こうなるのだ、本番の後は。

池田町のムーンフェイスで朗読ライブを聞いてくれた、音更町の菅原紀子さんから葉書が届いていて、あとりゑクレールの「猫の事務所通信」を年間契約し、浦河の大黒座映画館で映画を観、伊藤哲哉を知っているか尋ねたようです。うまいことに、知っていたそうです。
お葉書ありがとうございました。来年もお会いしましょう。

*「北海道 朗読ライブ旅」完全終了。もう書かない。約束。嘘つかない!
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by miminashibiwa | 2014-08-31 00:38 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑭。これでホントに、お仕舞い。

8月12日(火)青森〜東京。
寝たのか寝ないのか、「間もなく青森」のアナウンスで起きる。体はボロボロ。
車窓は台風一過で快晴、緑が眼に沁みる。朝の青森を通るのは初めて。
心は晴れやかになる。

5時39分、青森着。
列車を降りるとき、同じ車両に畑澤聖悟がいるのを見つけた。
「セーゴ!」と、声をかけると、「なんか似た人がいるなと思ってた」と。
これからすぐ、隣りホームの列車で弘前に行くと、別れを告げて乗り込んでいった。
畑澤聖悟は劇作家・演出家。劇団「渡辺源四郎商店」主宰。
青森市を本拠地に全国的な演劇活動を行っている。
私は以前、畑澤聖悟が「弘前劇場」に役者で出演していたとき何度か観ている。
2000年〜2001年、「弘前劇場」の『冬の入口』という作品では共演もしている。
面白い役者だった。最近は目覚ましい活躍をしている。
せっかく同じ列車に乗っていたのに気付かず残念。
もっとも満席で夜中のこと、話など出来なかったか。

青森の駅でしばらく待つことになった。
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涼しい。夏は台風と一緒にどこかへ行ってしまったか?

さて、北海道を抜け青森に来てしまったので、「北海道 朗読ライブ旅」もこれまで。
長い間、ご愛読いただきありがとうございました。


今月30日(土)3時から、横浜青葉台「ぐらんあみ」にて、朗読ライブあります。

宮澤賢治「どんぐりと山猫」加藤多一「ホシコ」を、読みます。

ブログの話しが本当かどうか、どうぞ確かめにお越し下さい。お待ちしています。
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by miminashibiwa | 2014-08-28 02:05 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑬。深夜急行で海を越えるのだ。

8月11日(月)苫小牧。
夜中じゅう台風のせいで、物凄い風の音が続いた。
朝になって和らいだが、飛行機も列車もあちこち動かなくなっているようだ。
今晩帰るか、13日まで待つか?
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駅へ行き、明日の急行はまなすの空席を訪ねるが満席。
観光案内で風呂に入れるところがないか尋ねる。温泉とスーパー銭湯を紹介してくれる。
どちらも少し待てば列車かバスが出る。いちど外へ出てみる。結局中止して部屋へ戻る。

荷造りして、無水鍋で飯を炊き冷凍鰻とチキンと・・・で食事。小鍋が無くなり味噌汁なし。
ご飯炊いてから作る手もあった。電子レンジも消えていたので、お湯で冷凍食品戻す。
宅急便呼び、荷物ふたつと無水鍋を渡す。いとこの家はIHなのでこの多層鍋が使えない。
今回使ってみたら便利だったので、もらって帰る事にした。
大館から苫小牧に引っ越す手伝いをした時は、伯母からアルミの無水鍋をもらっていた。
ご飯を炊いたり、煮炊きに重宝で、蓋はフライパンとして毎朝目玉焼きを作っている。

石川から千歳の実家に来ているので会わんかとメールが入る。
千歳までの列車は動いているようだが、帰れなくなったら面倒だ。
今日は深夜急行で青森まで行くことにしたのだよ。無謀だ。
台風で飛行機も深夜特急も動いていないか席がないかなので、とろとろ帰るのだよ。
お盆で高すぎるという理由もある。苫小牧からのフェリーも止まっている。
無謀だ、体がガタガタになるに決まっている。もう若くない。後悔するぞ!後悔したよ。

一応今夜と13日のチケットは押さえていたのだが、仕事もあるしさっさと帰る事にした。
座席指定は取ったが眠れるはずもなく、寝だめしようと思い、二度部屋で横になる。
旭川の叔父から電話が入り、少し話す。
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22時半に部屋を出て、コンビニで北海道限定のサッポロビールのロング缶購入。
サッポロクラシックにすれば良かったと後悔。
ツマミとして、冷蔵庫に入っていたサラミとチーズとチー鱈持参。
これが後で役に立った。

23時04分の急行はまなすが、10分ほど遅れて到着。
窓側の席はとうに売れていて、通路側。隣りは若いお兄ちゃん。学生だろうな。
こいつが何度も席を立つ。その度に足に体が当たるのだが、何一つ言葉を発しない。
すみませんとか、ごめんなさいとか一切発しない。人の足を踏んだ時も、声は出さない。
このガキ!と思ったが、こちらも声を発しなかった。そうとう頭に来ていたのだが。
背中は汗塩の模様が何本もくっきり付いている。オレ以上風呂に入っていないな。
電子機器をやたらいじっている。ああ、青森までこいつと一緒か!
お前も嫌だろうが、オレは心底嫌だ。ま、隣りのおばちゃんも相席したくはなかったが。

しかし中々面白い人生模様と見えなくもない。まずは翌朝5時半まで、出発進行。
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by miminashibiwa | 2014-08-27 02:12 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑫。本日終了。つづく。か?

8月10日(日)苫小牧〜札幌、やぎや。
朗読ライブ、番外編「バルザックの短編を読むの巻」

今朝はすっきり起きた。
昨日と同じ10時09分の列車で札幌へ。食べる時間が上手く取れないと思い、ホームで立食いそばを食べる。まあ、かき揚げそばだろうな。このかき揚げがいつ揚げたのというくらい固くて不味い。朝からこれだ!
地下鉄で円山、そこからタクシーでやぎや。今日も暑い。

やぎやは、ランチのお客さんで混んでいた。大勢でいたのは加藤多一さんの親戚とか?
調理場の裏の楽屋で食べ物にありつく。
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ボルシチとエルビスサンドが出た。惜しい事にエルビスサンドの写真を撮り忘れる。
オープンサンドで、バターピーナツを塗った上にベーコン炒めとバナナが縦に切られて乗っている。なんとも間抜けな感じだが、美味しいのだった。エルビス・プレスリーが愛したサンド。

14時。来られなくなった人もいたようだが、物好きが20人近く集まった。
前回は1時間少々のバルザックを読んだが、5人は討ち死に。
今回は80分である。何人無事帰還する事が出来るやら。
だいたい私自身読みおおせるのか、かいもく見当がつかない。
昨日も今日も読んでいない。8月31日に決まってから、なん回読んだ?
声に出すのは一日に一度だけ。一週間も読んだかな?
老いも若きも男も女も、6人は長台詞を喋る。
それより口が回らない可能性がある。稽古のし過ぎも疲れて回らなくなるが、稽古しないのも口が忘れてしまい危険だ。どっちにしても危険が危ないのだ。

携帯の電源を切ってもらい、本当に簡単に時代背景を話し、人物紹介を忘れ、寝てもいいけどいびきをかかないように、寝ながら大きく体を揺すらないように、15分くらいは情景描写なのでここを越せば何とかなる、疲れたら1時間過ぎたあたりで休憩を入れる、佳境はその後の20数分にある、途中で飽きて分らなくなっても皆さん大人なのだから80分じっと動かず話さず我慢するように、などの注文を入れていよいよ読み始める。

なんとか咬む回数も少なく読み進める。
寝てる寝てる。長沼から初めて来た女性が大きく体を揺すっている。中島博美も寝てるぞ。
遠くで寝てるのは誰だ?赤ん坊をあやしながら聞いているのはたみちゃんか。あやしながら立ち上がったようだ。グラスを持ち上げた男は面識がないな。

見えないようで、何となく目に入るものもあるのが不思議。
誰か途中で入って来た?見る余裕はない。
活字を読むだけで精一杯。一人ずつの台詞が又長い。戯曲と小説の違いだ。

で、疲れたらここで休憩にしようと思っていた一時間が過ぎた頃、脳みそも眼も口も休ませろと迫って来る。ちょっと休も。そうだな休むか。
という事で、休憩。
しかし誰も立たない。私も傍に置いた水を飲みながら雑談をするだけ。

寝た人以外は、大丈夫よく分かる。怖い。景色もよく見えた、面白い・・・
トイレに行く人もいないので、5分くらいで休憩を切り上げ続きを読む。
さっき切った少し前のちょうど良いところから読み始める。
ああ休んで良かった。脳に酸素が、エネルギーが入った。眼も口も大丈夫だ。
さっきまで寝てた人は、やっぱり又寝ている。振り幅が大きくなったかな?
最後の一行を、決めの台詞を言って読了。
しばし間があって、頭を下げる。
拍手の後に、怖〜い!えっ、これで全部?はい、全部読みましたよ。

熱心に感想を言う方達は、元本職のアナウンサーさん? おおむね喜んでもらえたようです。
大好評といってもいいくらいの意見もいただきました。休憩があって良かったとの声も。
相当怖かった人もいたようですね。「耳なし芳一」といい、怖い話に向いてると。

きょとんとして困ったような顔の人は、早く用事を済ませようとキョロキョロしています。感想はない、こっちに聞かないでと言ってるよう。
帰らなければならない人もいます。よく寝て気持ちよくなった方も起きて来ました。
眠くなるとどうにもならないのですよね。よく分かっています。瞼が重くて仕方がない。
話しが耳に入って来ない方の事もよく分かります。
朗読者が下手だったり、顔や声が嫌いだったり、内容に興味がなかったり、違う事を考えていたり、心配事があったり、情景も人物も頭の中で像が浮かばなかったり、お腹が鳴ったり減ったり、トイレを我慢していたり、盆踊りへ行く時間が気になったり、携帯電話が鳴っているのに出られなかったり、自分だと知られたらどうしようと思ったり、周りの音で気が削がれたり、蚊が近寄って来たり、たり、たり・・・

ハマった人は相当面白かったようで、おめでとうございます。
やった甲斐がありました。やぎやのマダムONも喜んでくれました。
さすがプロと、お褒め?のお言葉いただきましたぞ。
でも、バルザック聞こうとは、普通思わないだろうな。
こんなに長くなければ、耳ならしに短い物をふたつくらい読んでから本編に行きたいのだけれど、80分近いものになるとそうはいかないので、置き去りになる人が出るのは止む終えない。

また機会があればお呼び下さい。みなさま、また聞きに来てください。
幸せな「朗読ライブ」ついに終了しました。いろいろあった、いい旅でした。

盆踊りに行く人は出掛け、残った佐藤夫妻などと話し、マダムON、中島博美さん、久島夫妻とソルトピーナッツへ打ち上げにいく。
やぎやに泊まっていかないのと言われたが、もしかしたら明日東京に帰るかもしれないので、苫小牧へ帰る事にする。かけすさんに南千歳駅まで送ってもらう。
車中で、久島さんと食べ物談義。同じ年とは知らなかった。若いな久島さん。

やぎやの唯が聞きに来ていたが、話さないうちにいなくなっていたので、夜中に電話する。

苫小牧の部屋はリサイクル屋が家電やテーブルなど持ち帰っていて、がらんとしていた。

もう、帰る時だな。
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by miminashibiwa | 2014-08-25 02:07 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑪。ああ、今日も体を洗えなかった。

8月9日(土)苫小牧〜小樽、あとりゑクレール
「宮澤賢治」と「加藤多一」の作品を読む、北海道での朗読ライブ最終日。

眠かった。疲れてる。起きたくなかった。
仕方なく8時半起きる。10時09分の列車で小樽に向かう。苫小牧で駅弁を買う。
むかしは、苫小牧と言えば「チップ寿司」だった。しかし最近苫小牧と言えばホッキ。
なぜかホッキが有名になった。そうなればやはりここは「ほっきめし」だろう。
ここで私は失敗をした。すぐ食べれば良かったのだ。人が少ないうちに。
その後どんどん乗客が増え、とても弁当を開くような状況にならなかった。
札幌を過ぎてもまだ駄目、ほとんど小樽に近付いてやっと食べる事が出来た。
嬉しい裏切りは、「ほっきめし」が美味しかった事。ちょっと味が濃いが、旨い。

12時半、小樽到着。
今日は3時から朗読ライブなので、少々時間がある。
以前あとりゑクレールで「耳なし芳一」を呼んでもらった事があり、その時はタクシーで行った。今回は歩いて行けないかと思い、駅構内で観光案内をしていた人たちに行き方を聞いてみた。
梅が枝町はやはり歩く距離ではないらしく、バスでの行き方を聞くと、岩下さんという女性がバス停まで案内してくれた。あまり本数がないらしく、どこに行くのかと聞くので、あとりゑクレールだと言うと、岩下さんはよくそこに行くらしく、今日は朗読会があると教えてくれた。じつは私がその張本人だというと、とても驚いていた。面白い出会いだったが、観光案内の仕事で聞きに行けないと言われる。お仕事中、バス停までの案内ありがとうございました。今度は朗読を聞いてください、岩下さん。

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バスを降り、電話で聞いた聞いた道を行くと、電信柱の下にチラシが貼ってある。見えないかな?
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そうそう、坂の途中のこの家だ。猫のお出迎えがあるのかな?          
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アップで迫ってみました。
高橋明子さんのお出迎え。
読む場所を決め、「なまらや」から借りてもらった譜面台をセッティング。
注文の多い料理店の時計があるというので、後ろに掛けてもらう。

二階で休ませてもらい、着替えなどする。今日も暑い。猫が外を歩いている。
あとりゑクレールは、猫の事務所とも呼ばれている。社員もどうやら猫のようだ。
時間になり、みなさん集まる。
加藤多一さんの本も売られている。新作も二冊ばかり。
会場に入ると、「ホシコ」の作者の加藤多一さんや詩人の萩原貢さん、カメラウーマンの中島博美さん、彼女が連れて来た女子高生の顔などが見える。
朗読ライブ最終日ともなると、話す内容が決まって来る。
ここは今回の朗読ライブツアーで、一番手強いお客さんのいる会場と思われる。
だいたいギャラリーの主人が宮澤賢治のフアンである。その証拠には「猫の事務所」などと名乗っているではないか。小樽詩話会の詩人達も来ている。何より、作者自ら来ている。
詩話会の集まりで「ホシコ」を輪読した事もあるそうで、今回はプロの方がどう読むのか楽しみですとメールをいただいている。
今更読み方を変えるわけにも行かない。初めて読んだ時から読み方は変わっていないのだ。

前半は宮澤賢治。着物の方もいたが暑かっただろうな。
目が見ている文字を言葉に出来るのか、時々不安になりながら読む。
練習していない事も不安を醸す要素なのだろうと思うが、見ている文字を声に乗せて言葉にするのに、本番をやりながら大丈夫かと疑心暗鬼になる私。一瞬ですよ。
年を取ったせいなのだろう。これって結構とんでもない事のように思う瞬間があるのだ。

休憩時間に加藤多一さんが楽屋になっている二階に上がって来て、一緒にお茶する。
賢治の作品の思っていなかったところも見えたというような事を言っていた。
こちらも仕事で読まなければ、深くは読まないものだ。
若くして賢治の作品と出会ったり、深く付き合っている人が羨ましく思う。
私はまだ出会ってはいないだろう。

さて後半開始。
ちょっとお客さんの移動があり、みなさん私から距離を取った。
「ホシコ」読む。すすり泣く声も聞こえる。
終わって質疑応答となるが、誰も何も言わないので加藤多一さんと交代。
書かれてないところも伊藤哲哉は読む、いややはり書いてあるのだ、「ホシコ」はやっぱり名作だなどと言っている。私が読むとファンタジーにならない、生々しい現在の話しになる、などとも言っていたか。褒められているのだろう。
5分で挨拶をとの注文だったが、相変わらず長い話しになった。
原発の話しなども入り、なかなかいいトークだった。
「ホシコ」の後書きを聞いて欲しいと、長屋のり子さんが指名されて読んだ。
のり子さんは小樽詩話会のメンバーで、多一さんが言うように本当にいい声をしていた。
屋久島に住んだ詩人の、山尾三省さんの妹さんでもある。
前回の「耳なし芳一」の打上げで、先日亡くなったすまけいと一緒にラジオドラマに出たと聞いた。今回の打上げは、小樽詩話会の人しか残らなかったので、またのり子さんからすまさんとの文化学院での芝居やラジオドラマの事を聞かせてもらう。「天城越え」などの作詞で有名な吉岡実さんの脚本だったとか。一緒に芝居をしてたんだ。
この辺の話しは、私の思い込みがあるかも知れません。間違いのある場合は訂正する事があるかも?

長屋のり子さんは、何度も今日の朗読を褒めてくれた。忘れた頃に何度も。
萩原貢さんからも、書いていないところが見えて来るし、長い間(ま)の意味が次のフレーズを聞いた時によく分かって納得したと嬉しい感想が聞けて、ありがたい限り。

注文を付ける方がいた。文句は後でこっそり言って下さいと言っていたものだから、打上げまで我慢していたらしい。御自分でも朗読をしているようだ。
以前にも言われた事があるところで、こういう時の私は大人気ない。ちょっとした言い争いになる。これも又楽し。餓鬼だな〜。情けないな〜と思いつつ、酒をあおる。
でもそう読むと、ファンタジーになるんじゃない?身に迫らない、安全な話しに?
後で、私も考えてみたのです。結論は出てませんが。考えてみたのです。

この日は、赤のスパークリングワイン、ビール、ウィスキー。どんどん呑む。最終日だ。
あっ、明日バルザックを読まなくちゃならないんだった。もう今日は稽古出来ないし、明日も早くて出来ない。仕方ない、あきらめて今日は呑むぞ!

あとりゑクレールの高橋さんも長屋のり子さんも、明日札幌なら泊まっていけばと誘ってくれる。泊まるところはあると言ってくれたが、明日苫小牧の部屋に買い取り業者が入る事になったので、自分の荷物を片付けておかなければならなくなったのだ。

みなさん帰って、高橋明子さんと映画の話しを少し。映画が好きで、ここで上映会をしたいとか言っていた。もう少し話したかったが時間切れ。
結局最終で帰る事になった。
この列車が混んでいた。ずっと立ち席。疲れて着いたら24時。
水やヨーグルトなど買いながら帰る。飲屋街は賑わっている。若い人が出ている。

ああ、明日が思いやられる帰宅。
しかし、終わった。ちょっとホッとしている私。あ、片付けなくちゃ!
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by miminashibiwa | 2014-08-24 03:15 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑩。疲れた身体に水シャワー!ヤメテ!

8月8日(金)池田町〜帯広〜札幌〜苫小牧。
眠れなかった。
昨夜はムーンフェイスの杉山知子さんと店で遅くまで話し込んでいた。
紙芝居の読み方を真面目に論ずるなんて予想外。町民還元ワインも半分空ける。

10時前、ムーンフェイスへ。朝食をご馳走になる。
どうやって帰ろうか?帯広から新千歳空港に行くバスと、札幌に行くバスがある。
新千歳空港行きに乗れば南千歳に止まり、苫小牧も近い。帯広で待ち時間がある。
せっかくだから六花亭でお茶を飲みたいなとか、いやいやレストランでランチを食べようなどと思ってみる。街だってずっと歩いていない。
結局、決め切れぬうちに知子さんに帯広まで送ってもらう。
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地図もダウンロードしてくれ、休めるところも教えてもらう。
雨がいけなかった。クルマを降りた瞬間、札幌行きに乗ろうと決めた。
図書館で時間を潰し、バスの人となる。今回は図書館によく行くな。

札幌から真っすぐ苫小牧。夕方になってしまう。ああ!
重い荷物をもちながら、また寿司のパックを買って帰宅。
明日は早いし、帰りは遅いに決まっている。明後日も早いので、部屋で食事は出来ない。
バスの長旅の疲れは、寿司しかない。最後のサッポロクラシックロング缶で食べる。
シャワーからお湯が出ない!どうなってるんだ?そばの銭湯に行くが閉まっていた。
9時だよ、9時少し過ぎたばかりだよ。
水では冷たすぎた。身体を拭くだけにする。ヤワかな?苫小牧の水は冷たいのだ。

明日の朗読の稽古。バルザックはもう稽古が出来ないだろうな。

疲れているな〜。海も見えない。


* 今日8月22日(金)に、ムーンフェイスから手紙が届いた。
19日付けの「十勝毎日」の切り抜きが入っていて、『ホシコ』の語りでは涙ぐむ人もいた。懇談では「文章だけ見ると子供向けの話だが、伊藤さんの語りを聴くと大人向けの話になるのが不思議です」と話す女性の事が書かれてました。私この話し記憶がありませんでした。
杉山さんからは、授業で賢治を扱った小学校の先生の感想や、どんぐり達の様子が目に浮かんで驚いた人、賢治は駄目だったけど「ホシコ」には反応した人などのことが書かれていました。
紙芝居教室に出席した人達も喜んでくれたようで、早速読む機会があるようなので、存分に腕をふるって欲しいですね。
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by miminashibiwa | 2014-08-23 02:04 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑨。酒は、生きてるうちに呑みたいもの。

8月7日(木)池田町。ムーンフェイス。紙芝居教室。
9時半、ムーンフェイスの杉山知子さんに宿に迎えに来てもらい、ちょっとドライブ。
行き先はお墓。池田町の十勝ワイン生みの親、元町長丸谷金保さんが土葬されているというので見に行く。盛大な葬儀だったようだ。お館に十勝ワインを始め、超高級ワインが注がれたとか。
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墓の前でワインが飲めるように、テーブルまで用意されている。
自分の葬儀まで、十勝ワインの宣伝に使ってしまったらしい。天晴れ!
葡萄の葉っぱが出て来ている。

むかしむかし、新宿伊勢丹一階の映画街側に、十勝ワインのアンテナショップがあった。
「ワインパブ十勝」と言ったか?覚えていない。
映画でしか見たことのない、ヨーロッパのホイリゲのようなブラッセリのような店がありました。町民還元ワインのロゼがタンクに入っていて、そこからジョッキに注いでくれたのか、樽から注いでくれたのかはっきりしませんが、安くワインを飲むことが出来ました。
立ち飲みで、中二階のようなところには椅子席もありました。エスカルゴがあったかな。ハムやソーセージがあり、パンも出ました。なんとも嬉しい店でした。昼から飲めました。
当時はまだ行ったこともないヨーロッパに、思いを馳せながら飲んでました。
いま思い出せば、悪酔いした記憶もあります。ジョッキでしたからね。
ちょっと前に使ってもらった曽根中生監督や日テレのプロデューサーと相席したこともありましたっけ。その後、曽根中生監督は姿を消して死亡説も出たけど、こないだ20年振りに姿を現したとか。

学生の頃に池田町のワイン城に行き、町民還元ワインのロゼを買ったこともありました。五百円?2本まで。嬉しかったね。
ステーキを食べたのは、二度目に行ったとき。いつだったかな?

さて墓参りも終わり、ムーンフェイスで朝食をご馳走になる。喫茶店のパンの朝食。
こんな時でもないとありつけない。

昼に散歩に出る。雨が降ったり止んだり。「耳なし芳一」をさらいながら駅まで行く。
駅のオブジェはワインオープナー。左奥にワイン城。
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店に帰ると、ワイン城に行かないとは何事かと、クルマで連れて行ってくれた。
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試飲。飲んでから撮るなよな。
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ん〜ん、いい景色だ。
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ムーンフェイスに戻るとお客さんが帰るところ。店が閉まっていたので休みと思われた。
開けますよ、やってますよ、逃がしてなるものか!
私は画が掛かっているいるスペースでバルザックの朗読稽古。
川口さんがお孫さんを連れてお茶に来た。とてもおばあさんとは呼べない若さ。
声がまる聞こえなので、お客さんが嫌な思いをしなければいいのだが。
しかし、そろそろ稽古しなければ許されないだろう。

今日も清見温泉へ行く。
石鹸なしで、二日も身体を洗っていない。宿に帰ってからは、遅すぎて入れない。
紙芝居教室の前に、知子さんと比内鶏の親子丼を食べに行く。
帰ると、ちょうど生徒さんの第一陣が到着したところ。
7時から10人来たのかな?初めての「紙芝居教室」のはじまりはじまり!
これが面白かった。けっこう、かなり面白かった。
みなさん普段やっているひとが多く、上手い。
日を間違えて私の朗読を聞きに来た女性にも、あるものの中からやってもらった。上手い!
年配の方や、思いの詰まっている方、初めての方、自分流にやりたいという方、常連の方、久し振りの方、はじけちゃった方、方、方。
紙芝居の額縁があると、本当にもう芝居の額縁と一緒で、芝居を観ているよう。
読み方を教えるという教室だったが、紙芝居の抜き方や止め方、ふるわせ方などの注文を出す私。すっかりハマってしまった。

この日読まれた紙芝居は
「てぶくろをかいに」「ふるやのもり」「じいさまときつね」「ないたあかおに」
「うりこひめとあまのじゃく」「かわいそうなぞう」「うなぎにきいて」
「だいこんのとこやさん」。画は「けちくらべ」を使った、自分流にやった方。
ひとり都合で帰ったようだが、2時間少々で全員にやってもらう。
今日は、やらなくていいとタカをくくっていたら、最後に私にも紙芝居が回って来た。
「くろずみ小太郎旅日記 おろち退治の巻」作・絵:飯野 和好。
ストーリーも分らず読み始めたが、擬音ばかりで中身がなかなか分らなかった。
いや、大受けでしたが、今度はいちど目を通してからにさせてください。

紙芝居教室終了。楽しかった!
紙芝居、横浜青葉台の朗読教室でも誰かに勧めようか?

『ガリバー・ウエハース」を来年、という話も出て来ました。実現させなくちゃ!
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by miminashibiwa | 2014-08-22 02:50 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑧。注いで下さい深田さん、独酌はいけない。

8月6日(水)苫小牧〜池田町。ムーンフェイス。
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苫小牧から南千歳に行き、おおぞら5号に乗って池田に向かう。
窓側の席はすでに売り切れていて、通路側に座る。隣りは札幌で働く若い女性だ。
一眠りして目が覚めると、隣りの女性から飴を勧められる。ありがたくいただく。
少し話す。実家に帰省するそうだ。池田より先きの白糠まで行くと言ったか。
釧路のジャズ喫茶「ジスイズ」の話しをすると、ジャズミュージシャンかと聞かれる。
いえいえ、そういう者ではありません。習いに行ってたことはありますが。

アイスクリームを売りに来たので、飴のお返しのつもりで「いかが」と言うと結構ですと言われ、珈琲を注文されてしまった。
時々眠り、時々話し、中途半端な列車旅となる。ヨーグルトとアイスクリーム食べる。
なんだか汗が出て困る。

池田町駅にはムーンフェイスのダーリン、杉山さんが迎えに来てくれた。
画廊喫茶「ムーンフェイス」に到着。本日の宿「民宿まきば」に荷物を置く。
清見温泉へ歩く。ムーンフェイスでやる時は、必ず入りに行く。
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戻って、知子さんにシーフードピラフご馳走になる。
朗読をする場所を決める。ダーリンのフルート練習用の譜面台を貸してもらう。
お客さんもいるので、朗読の稽古が出来ない。今日は、ぶっつけ本番だ。
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ぼちぼちお客さんが集まって来る。
タナカファームの田中さんが差入れてくれた、フェルトの足踏みボールをいただく。
店に「一葉のめがね」という本が飾ってあって、音更から来た菅原さんが欲しいと言うので、杉山さんに聞くと売り物ではないと言う。本を見ると、猫の事務所発行となっていた。
なんだ、9日に朗読ライブをやるあとりゑ・クレールの事ではないか。
早速、高橋明子さんに電話して送ってもらうことにした。面白いことが起こる。

今日の朗読は、いくつか心配事がある。
昨日ひとつ年を取ったので、老化で口が回らなくなっているかもしれない。
温泉で身体を温めリラックスしてしまったので、緊張感が抜けているかもしれない。
稽古なしのぶっつけが、吉と出るか凶と出るか?
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沢山来てくれて、大好評。ちょっと咬んだりしたけどね。
自分でも呼びたいといってくれるひとが出たり、70代の男性が「初めて朗読を聞いたが、アニメを見ているように画が見えた」「自分で読むよりよく分かった」と言ってくれた。
質疑応答となり、「ホシコ」の拡大原稿も見せる。活字ではどうなっているのか気になるようだ。
お嬢さんが東京で役者をやっているという女性がいて、援助してあげてと話す。
朗読をしているひとも何人か来ていたようだ。
最後、マダムの杉山知子さん、川口さん、深田さんが残り打ち上げ。
今晩運転しなくていい深田さんと、ビールやワインを飲む。
あっという間に23時半。川口さんのクルマで送ってもらう。深田さんも同乗。

「民宿まきば」は二度目の宿泊。
数年前、「桜の森の満開の下」で来たとき、泊めてもらった。
奥さんは昨日の客に疲れたらしく、今日は私しか客を取っていない。
勝手に入って鍵をかけて寝てくれと言われていたが、もし鍵がかかっていたら入れないし、真っ暗で雨が降っている。ムーンフェイスがどこなのか分らないという状況。
そこで私が中に入るまで見ていてくれるよう、川口さんに頼む。子どもだね、まるで。
無事入れました。

毎回幸せな朗読ライブ、三日目終了。
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by miminashibiwa | 2014-08-21 01:17 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑦。紙芝居屋の、あの親爺はもういない。

8月5日(火)苫小牧。
私は長らく5本指の靴下を履いている。
ちなみに北海道では、手袋も履きます。靴下も手袋もみんな履くのだ!
一度履くと、あの地面を挟みつける感じが忘れられず、やめられなくなっている。
舞台で履くにはことの外いい。しっかり舞台の板を足の指で捕まえている気がする。
しかし近頃東京で買うのは、すぐ穴があいてしまう。陰謀としか思えない。
以前から苫小牧の伯母の部屋に泊めてもらったときは、近くの作業服屋で5本指靴下を購入することにしている。
実は先月の27日にも苫小牧に来た時、いとこたちが事務手続きをしている間に、そばに作業服を扱っている店を見つけ購入していた。
もう苫小牧に来る用事もなさそうなので、まとめ買い。

朗読ライブの稽古をする。一度全部読んでみる。

高山春夫君から、先日衣装用に借りたコートを返したいと携帯が鳴る。
芝居では使わなかったようだ。お暑うございますと言われたが、苫小牧は涼しい。
ああ、東京は暑いのだな。帰りたくないな。耐えられないだろう。

中央図書館へ行く。
前回は方向も分らずにうろうろ探しまわったのだが、今日は地図を見てすんなり到着。
なんだ、分りやすいんじゃないか。

やぎやのマダムONにもらったバルザックのコピー原稿は字が薄いので、あらためてコピーし直す。
ついでに、7日に池田町のムーンフェイスでやる、紙芝居の読み方教室?の準備に、紙芝居の本を何冊か目を通す。付け焼き刃、一夜漬け。もう遅いと分かっているが。

紙芝居の思い出は、子供のころに来ていた紙芝居屋のおじさんが、誰に聞いたのか、家で臥せっていた私のお見舞いに来てくれたこと。今でも私の自慢です。
やぎやがまだやぎやでない頃、使われなくなったバスを使って幼稚園(保育所?)をやっていた時期があって、泊まりに行くと帰る時間を指定された。その時間は子どもたちが帰る時間で、用意された紙芝居を読まされた。名作物の紙芝居とはいえ文章がひどいのだが、子どもたちは目を輝かせて聞いていた。これってまずいんじゃないかと思っていたあの頃。

雨が降っている。レインコートを着ているため、かえって身体は汗だくだ。
ベチャベチャの身体で札幌へ向かう。誕生日にかこつけて一杯飲みたいのだ。
列車の中が寒い。汗が冷えて来た。最悪のことが起こりそうだ。風邪怖い。
札幌に着いても雨。大通りのビアガーデンもやってないだろうとあきらめた。

それなら駅ビルの回転寿しにでもと思い、エスカレーターを上る。
前にサラリーマンのふたり連れ。どうも目的は同じようだ。出張で調べて来たようだ。
付いて行く。ところがふたりも初めてらしく、逆の方角に歩いて行った。
あわててユーターン。しかし、店の外に人だかり。外人の姿も見える。や〜めた。
すかさず改札をくぐり、とんぼ返りで苫小牧へと引き返す。

ドンキホーテ(以前はスーパーだったはず)で、パックの寿司を買い帰宅。
独りバースデー。まさか苫小牧で誕生日とは思いだにしなかった。
サッポロクラシックロング缶2本空け、寿司を食べる。美味しい物を買いました。

さて、バルザックを読む。酔った頭で読む。とにかく読む。時間がない。

こうして朗読ライブの谷間の日は過ぎてゆく。洗濯もしたぞ。
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by miminashibiwa | 2014-08-19 23:17 | 耳ざわり通信

北海道 朗読ライブ旅⑥。とびどぐもたないできました。

8月4日(月)札幌。ソルト・ピーナッツ。
朗読ライブ二日目。
苫小牧の部屋で、今日読む原稿を一度さらう。
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          まだ海にはガス(霧)がかかっている。

14時49分の列車で札幌へ。暑い、安物の譜面台が重い。
ソルト・ピーナッツに着くと、まずはラーメンを食べさせてもらう。もっと暑い。
毎度ここでの本番の日は、ラーメンを作ってもらう。ここのが好きなのだ。

用意する物もないので、大テーブルなど外に出して譜面台の位置を決め、あかりの場所を決めるとやることがない。暑い。長沼といい札幌といい、朗読ライブの日はなんと暑いのか!
いちばん初めに現われたのは同級生の堺君。その後、同級生のカメやユッコも現れる。
孫が来ていて来られない人はいたが、この日はみなさん来てくれた。
富永姉妹も、いつもありがとうございます。歯医者さん夫妻も。
中島博美さんが不調で来られず、友人の種市さんが来てくれた。ありがとうございます。
いつもならここに苫小牧の伯母と、いとこの家族がいるはずなのだが、叶わぬこととなった。

食事や飲物が出て、いよいよ朗読ライブ。
ソルト・ピーナッツのマスターが挨拶をして、私が出る。と言っても隠れる所などないのでずるずると始まるのだが。今回のライブは、どこもずるずるやることにした。
マスターの金野さんから、お客さんはただ朗読をするとは思ってないと聞かされていた。
今までは琵琶だったり、バンジョーだったり人形が出たりという演目だったから、まさか本を読むだけとは誰も思わなかったのだろう。しかも童話だ。
子どもの気持ちに返ってもらいますだと、なめんなよと言いたいところだろう。
でもそれだけで〜す。口先ひとつで、なんとか騙ってみようと言う算段。
私もひと時、いい人に。しかし読む方はそうもいかない。手練手管も必要です。
でも「どんぐりと山猫」の葉書の文句を借りれば、とびどぐもたないで来ました。

ちょっとお客さんとの間に距離があるので、みなさん引いて聞いていた。
出来は良かったと、自画自賛。いい気なもんだ。笑い声も時々聞こえた。
山形の方言が上手いと言われたが、私知りません。何度か盛岡には行ってますが。
腹式呼吸が出来てたなと言われても、すれっからしになっている私は嬉しくない。
困ったもんだ。ひとには優しく美しく素直な心になって聞いて下さいと言いながら。

明日誕生日なので、みなさんに祝ってもらう。
同級生の三人は、話しに花を咲かせている。・・・私には縁のないことが話題の中心だ。
カメには、こうなりたかったのだろうと言われ、趣味がないと言う私に堺は、伊藤哲哉が趣味なんだろうと。趣味か伊藤哲哉は!
どうも私は、こうしてあちこち回って演じたいと、かつて言っていたようだ。

「耳なし芳一」「ガリバー・ウエハース」「朗読」相当かけ離れたことに見えるかな?

打上げのスタッフとの食事は、とても美味しかった。肉もスープも何もかもが。
2001年、元のソルト・ピーナッツで「耳なし芳一」を聞いた娘の銀河は当時小学生?
怖くてトラウマのようになっていたそうだが、今ではすっかり一人前の女に見える。
お母さんの雅美さんに似て美人になった銀河に、焼けた肉を取ってもらう。
紙切り千亜紀もいつの間にか来ていて、途中から聞いていたのだそうだ。
結局終電となり、えびふりゃ〜の山下さんと札幌駅に急ぐ。23時25分発。
雨が降ったらしく、外は涼しくなっていた。
苫小牧行きの列車に座るのに、だいぶ駅を行かなければならなかった。
終電は混んでいるのだ。

朗読ライブ、2ステージ終了。明日は休み。
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by miminashibiwa | 2014-08-19 01:04 | 耳ざわり通信