琵琶法師の毛づくろい


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グルジア*ミラクル

 
  2007年1月〜2月グルジアへの旅 その3 

2/2(金)
朝食にミルク粥が出る。疲れたお腹に、嬉しいご飯だ。牛乳で炊いたご飯は初めて。
毎朝客は二人だけなんで、ホテルの人が日本人に気を使ってくれたようだ。

アブラバリのメティヒ・チャーチ。中国人と間違われ「チー、チー」とうるさい。
近くの土産物屋で、スワネティー地方の羊飼いの帽子を二つ買う。街よりだいぶ高い。
お茶の専門店があり、グルジア茶二種類買う。紅茶と緑茶。市場と違い香りがいい。
他の国のお茶もいい香りがしていた。日本の緑茶と玄米茶があったのは嬉しい。

お婆ちゃんの店で、新しいピロスマニのリーフ買うと、他の品物を沢山だしてくる。
カフェで、お茶と雑穀入りの菓子、マカロニと肉ののった皿を食べる。どれも美味。

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今泊まっているホテルと同じ名前の「ズベリウバニ ホテル」を見つける。
ガイドブックの住所と、今いる所が違うので変だと思っていたんだ。
中に入り、部屋を見せてもらい値段を聞く。又行く時はこっちで充分だ、便もいいし。

シオニ・チャーチに入り、隣の博物館へ。旧いトビリシの街の写真や道具など見る。
上の階で写真展。映画監督や役者の写真ばかりで、ロケ現場も写っている。
フェリーニ、ビスコンティー、マストロヤンニ...etc.誰が撮ったのか。

いつもの安食堂へ。4時半に開いていて、地ワイン2L、トマトサラダ、ハチャプリ、
ヒンカリ、シシカバブ、焼いた薫製魚など。
先日一緒に大騒ぎした連中が、ミュージシャンに何度もチップを渡していたせいか、
すぐ音楽が始まり、全然やめてくれずうるさくて参った。仕方なく帰りにチップ渡す。

帰ってダウン。9時頃電話で起こされる。明日会うティナさんからだ。
酔いと寝ぼけているのとで訳判らず、聞いた電話番号も書けないていたらく。

この日の日記は判別不可能...

2/3(土)
朝食に面白い物が出た。雑穀のバター煮というか、豆や麦なども見える。

12時、アブラバリ駅でティナさんと会う。石田が日本でお姉さんと知り合い、
グルジアで日本語を習っている妹を紹介してもらった。
お姉さんが美人だと聞いていたが、妹も背の高い、スリムな21歳の美人だった。

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全身黒で決めた、モデルのような娘で、英語でどんどん攻めてくる。
NYに1年留学したというが日本語はどうなったんだ?日本語を話してくれ、日本語を。

すぐ前の教会へ行き、橋を渡りナリカラ・チャーチへ。いい景色だ。良く来るという。
彼女の友達の母が働いている店へ行き、いま人気の七宝焼のアクセサリー見る。
タビスプレバのおしゃれな店でお茶。西洋っぽくて、おじさんは落ち着かないな〜。

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ムタツミンダ山。土曜日は結婚式が多いそうだが、本当に何処の教会も結婚式。
中も外もお祝いの人でいっぱい。ドレスは、あの通りの店で買うのだろうか。

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山を降りると、ティナさんの日本語の先生ルシコさんと旦那さんにバッタリ会う。
(帰国してから判ったのだが、パラジャーノフ監督がこの辺に住んでいたらしい)
ルシコさんは、金沢大学に最近まで6年間留学していたという、うら若き女性。
日本語べらべらで、ジョーク好きの感じのいい人だ。日本が大好きらしい。

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一緒に散歩して、ミュージアムでピロスマニが見られない理由を聞いてもらうが、
1年以上開かないだろうという事しか判らなかった。

明日、日本語学科の学生達と旧首都ムツヘタに行くことになリ、トビリシ駅で別れる。
ティナに市場を案内してもらう。まだ知らない場所があるが、もう夕方で店じまい。

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タビスブレバに戻りヒンカリーの美味しい店で夕食。豚足、牛タン、ピクルス、野草に
ワイン。うまいな〜。ところがティナは、コーラとヒンカリー1個だけ。
小食とは言っていたが、何処の国でも美人は大変だ。

だいぶ歩いたせいか、今日は二人とも風邪気味。咳、頭痛。
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by miminashibiwa | 2008-01-31 22:15 | ハチャプリ商会

仮チラシが出来ましたぞ


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by miminashibiwa | 2008-01-31 21:13 | ガリバーウエファース

今年最初の「耳なし芳一」は、雪の舞い散る御殿場から


1月26日(土)新宿からバスに乗り、約1時間半で東名御殿場停留所へ。
今年最初に「耳なし芳一」を呼んでくれたのは、ラボ神奈川支部の総会だった。
興奮したのか昨夜はよく眠れず、寝不足の頭を抱え行く。
会場は静岡県の御殿場にあるYMCA東山荘。

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        YMCA東山荘の前で雪遊びをする子供

御殿場は、黒澤明監督の映画「乱」や「夢」の撮影で何度も来ていて懐かしい。

「乱」の時は、事務所のデスクが「黒澤組決まりました、乱、みだれると書きます」
クロサワ組と言われて頭に浮かんだのは、その頃問い合わせのあった黒沢直輔監督。
日活ロマンポルノの監督だったので、「乱〜みだれる〜」というタイトルが頭に浮び、
思わず「脱ぐの、脱がないの?」と聞いてしまった。あはは...赤面。
黒澤明監督が、新作を撮っているのを知らなかったのだ。いや〜恥ずかしい事でした。

富士山の四~五合目あたりに城が建っていて、毎日御殿場のホテルから通ったものだ。
知り合いの役者が何人も出ていて吃驚。私達は、自嘲「スーパーエキストラ」として
役者兼助監督助手のような仕事をしていた。毎日のように何百人も来るエキストラに、
衣装・鎧の付け方、槍の持ち方・走り方などを教え、一緒に出演していた。
夏のシーンを撮っていたが、10月〜12月の富士山は寒く、皆どんどん着膨れていった。

12月24日まで、富士山ロケは続いた。今や自分が何処に出ているかも判らないが、
「乱」の現場を撮ったクリス・マイケル監督「AK ドキュメント黒澤明」(1985)には、
結構写っている。馬鹿な事を喋っていたり、軍手が写ったり、自分のアップの下に
「富士に立つ名もなき若者」というような文字が入った記憶がある。

で、耳なし芳一だが、総会の食事時間1時間の間に、会議室を公演用に作り変える。
客席も舞台に近づけ、琵琶の音を確認し、音の手伝いをしてくれる人とリハーサル。
普段は4時間前に入り、リハーサルや琵琶,科白の稽古、ストレッチなどで過ごすが、
今日は別室で稽古して本番。ラボのスタッフも時間のない中、アイディアを出し工夫。

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          ラボのチューターが食事中に、座席を作るスタッフ

暗闇の中、蠟燭の炎に照らされていよいよ本番。
昨年、代々木のオリンピックセンターで、ラボの高校生などに観て貰った時は
蠟燭が使えなかったので、今日はどういう風に見えるだろう。
チューター達はいつも自分たちが演じたり、子供達に演じさせているので聞き上手。
非常に集中力が強い。何でも吸い取ってしまう吸引力がひしひしと感じられる。
語る私は面白かった。しわぶきの声ひとつ、つく息の音ひとつ聴こえなかった。

終了後の質疑応答の時も、なかなかシビアな質問が多く、答えに窮しタジタジ。
あまり長くて?汗が引き、すっかり身体が冷えてしまった。こんな時は先ずお酒!

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        朝の4時まで...懇談会?飲み会?みんな元気だわ!

11時半頃からみんなが集う部屋へ行く。ビールやワインで先ず乾杯!
途中別室に移動しながら語り明かす。最近こんなに朝まで喋った事ないな〜。
作品の作り方、教育、親子関係、日本人、その他様々な事に関する話をしてくれた。
話が楽しく、面白い人が多く、つい時間を忘れてしまった。でも、4時過ぎてるぞ!

翌朝は、チューター達の発表を二つ観て大いに笑った。楽しかった。みんな凄い!
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by miminashibiwa | 2008-01-27 21:37 | 耳ざわり通信

グルジア*ミラクル

 
    2007年1月〜2月グルジアへの旅 その2

1/31(水)
ホテルの部屋のドアノブが取れ、朝食のあと入室出来なくなる。

ピロスマニの絵を観に美術館へ。何と、3Fのピロスマニの部屋はCLOSE!
いつ開くか未定。別室で話を聞くが、いつとも何故とも答えはない。判らない。
仕方ない、他の展示を観る。ここで初めて小中学生や観光客に出会った。
もっとも、欧米人や東南アジア系とおぼしき人は見当たらないので、
街で会っても外国人かどうかこっちには判らない。

文字が読めない事もあり、偶然にも修理、修復をする部屋に入ってしまう。
女性三人が作業中で、出て行くようにうながされる。ふと上を見ると、
そこにピロスマニの大きな長い絵が掛かっていた。ピロスマニ?と聞くと頷いたので
見せてという身振りをして頼む。細長いのが三点あった。初期の頃?のも一点。
やっと本物に巡り会えた。これを見るのもグルジアへ来た目的のひとつだった。

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    グルジアの昔の風景にピロスマニの絵の一部を入れたデザインの切手

街でピロスマニの本、切り抜き、ポスター、葉書、切手、織り、CD-Rなど購入。
路地の奥に英語の本だけの本屋があり、中のカフェで久々に本物の珈琲を飲んだ。
フレンチローストをモカプレスでいれてたっぷりと。やっと人心地着く。
宿でもカフェでもネスカフェばかり見ていたもんでね。

今夜はバレー&オペラ劇場で、バレー「ドン・キホーテ」を観る。
旧い良い小屋で、満席だった。バレーを習っている子供達が沢山来ていた。
着飾った人達もいたが、気軽にバレーを見に来ている人が多くて羨ましい。
真ん中の前の方の席だったが、よく昨日こんな席が取れたもんだ。本当に安い。
うまい主役に最後は圧倒。夜10時近く終る。

メトロで帰り、途中小さな店で食料を買う。客のおばさんが話しかけて来て、
どれが美味しいか教えてくれる。お金を出していると、ひそひそ声で「気をつけな、
近所で時々トラブルがあるからね」気を引き締め帰る。
食べ物はうまいが、やはり暖かいものが食べたい。

2/1(木)
アブラバリ駅まで歩き、トビリシ・ホリイ・トリニティ・チャーチへ。
駅の裏は、街の景色が凄まじい。思わずカメラを向けたくなる。
小さな店が続き、丘の上までくると突然別世界。新しく美しい巨大な教会が出現する。

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何処から来る人々なのか、十字を切り門や絵に口吻し、何か唱えている。
興味をそそる物はなかった。貧しい通りの先に金ぴかの天国がある感じだ。

帰りはあちこち路地を入りながら写真を撮る。河へ下り、旧市街を歩く。
トルコ料理屋に入り、ラムシチュー、豆煮込み、プラオ、茶の昼食をとる。
久々の米に身体が喜ぶ。しばらく行くと先日ゲラ・カンデラキさんに会ったビルの前。

ロシア人伯母さん二人の古本屋でピロスマニ葉書やロシア人の画集プレゼントされる。

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布地屋に入り、石田がビーズ5本くらい買うと、客とレジ係が大声で「ヤポネリが
ベネチアン・ジュウェリーを全部買い占めた!」と大騒ぎ。いや笑った笑った。
ウエディングドレスの店が並ぶ通りがあったり、古着屋があったりと旧市街は面白い。

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メトロでは、俺たちが珍しいのか好奇の目で見つめられる。睨まれているようで怖い。
何度乗っても同じだった。目の前に居る人も無遠慮に見てくる。参ったねこれには。
あとになってバスに乗った時は全然そんな事がなかった。

本日、歩き疲れて7時頃帰る。今日もチーズやソーセージなど仕入れ、部屋飯。
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by miminashibiwa | 2008-01-22 21:55 | ハチャプリ商会

琵琶樂人倶楽部(阿佐ヶ谷)〜新春お茶会コンサート(桶川)


1月18日、虎ノ門の石田琵琶店へ行き、琵琶の弦を買う。

阿佐ヶ谷へ。時間潰しをしていたら、隈本吉成さんに声をかけられる。何年振りか?
隈本さんは、以前名古屋CBC制作のTV「東芝日曜劇場」で共演した役者さんだ。
年賀状に、中国でパフォーマンスをやる事が書いてあったので、その件を聞く。
サックスを持って三人で行くらしい。いいな〜。今度一緒に何かやろうと盛り上がる。

名曲喫茶ヴィオロンへ。琵琶樂人倶楽部の例会へ初めて伺う。
古澤錦城さん、塩高和之さんの琵琶の演奏と解説を聞く。

二人ともいい音を出していた。うまいな〜。
5月に出演する予定なので、下見もかねて聞く。出ていないのに緊張してしまう。
会費1000円で贅沢な催しを開く二人には、頭が下がる。古澤さんとは初対面。
弟の古澤史水さん(2000年琵琶楽コンクール一位)が手伝いに来ていた。
帰りは皆さんと居酒屋へ行き、貴重なお話を沢山伺う。嗚呼、電車が無くなる!

1月20日(日)、大宮から高崎線に乗って桶川へ。
新春お茶会コンサートを聞きにギャラリー・ブラッドベリへ。

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去年の夏、ここの外で「耳なし芳一」を語らせてもらう。
そして今年四月には、グルジアのお茶会をさせてもらう予定になっている。

ライブでは、トルコやオランダのお菓子、いろんなお茶が出て、
何とものんびりほんわかゆるゆる。うた 川辺ゆか、アイリッシュブズーキ 赤澤淳。
いろんな国の歌が心地良く流れる。贅沢、贅沢と啜るお茶も三杯目。
ウズベキスタンのドタール、フィドル、三線も交え時が緩やかに流れてゆく。
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by miminashibiwa | 2008-01-19 20:29 | 耳ざわり通信

 グルジア * ミラクル


      2007年1月〜2月グルジアへの旅 その1

グルジア共和国は何処に在りますか?

ピロスマニ展が西武美術館でやっていたのも知っているし、映画も見た。
札幌「やぎや」の永田家には、昔から時々ポスターが掛かっていた。
パラジャーノフ監督の映画も文芸座地下で何本か見た。
相撲の黒海関の名前も知っている。
でも、グルジアは知らなかった。

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           グルジア共和国 首都トビリシ市

2007/1/26 (金)
ハチャプリ商会の相棒、石田百合とグルジアの旅へ出発。
昔グルジアへ旅をし、すっかり虜になった石田の荷物持ち兼ボディーガード。

イスタンブールへの12時間は辛かった。食事いまいち。ワインに酔う。
乗り換えに何時間待ったのだろうか。ぐったりしてしまう。
陰気なグルジア行きの待合室に行くと、もの言わぬ黒服の人々。
あろう事か突然聴こえた関西弁。まさか日本人がいようとは...
がっかりして、此の二人には知らんぷりを決め込む。

朝の3時半頃、グルジア共和国の首都トビリシ着。
飛行機から降りて、ライトアップした建物の写真を撮り怒られる。
税関を出ると客引きのたむろする外に放り出される。外国にきたな〜。
頼んでおいたホテルの若い男が名前を書いた紙をかざして待っていた。
ホテル迄の道は街灯に照らされ、埃っぽく淋しい景色が続いている。
何処も、空港から街迄の景色は、うら淋しいように思うのは私だけ?
予約したホテルは、ズべリウバニ。すぐ上にシェラトンが見える。
英語を話すデカプリオ似の男とマダムにガマルジョバットと挨拶し、
シャワー浴びベッドに潜り込んだのは、もう5時を過ぎていた。眠い!

1/27 (土)
 8時半起き、10時ロビーへ。
朝が早かったので、ホテルの女性二人がベッドで寝ているのがドアの隙間から見える。
地下鉄アブラバリ駅へ行く途中、大喧嘩をしている若い男女に会う。ただ事ではない。
貧しそうな二人が、辺りを気にもせぬ程切羽詰まった形相で怒鳴り合っている。

駅の周りは、中年の男達が集まっている。集会でもあるのかと思ったが、
毎日の光景だった。石畳の市街でウインドウに飾ってあるピロスマニの画集を買う。
週末美術市へ。
吉祥寺の井の頭公園さながら、沢山の絵や美術品が公園や道端に並べてある。
屋根付きの場所もあり、奥に食べるところがあった。
ハチャプリ(グルジアのチーズパン)初体験。しょっぱいがうまい。
甘いレモンティーが、疲れた身体によく効く。

メトロで繁華街のルスタベリ駅へ出、歩いてアブラバリ駅迄戻る途中に、
いい感じのレストランがぽつんとあった。表にピロスマニ風の絵が描いてある。

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          ここが噂の食堂。 満腹、満腹

此処が大正解。貧しい旅行者に有難い店で、お腹いっぱい飲み食いしても
安くておいしい食事が出てくる。吃驚するような美人も働いている。

地ワインやヒンカリー(グルジア風水餃子)、レバー炒めが美味しかった。
食べた事のないスパイスの味が、とても気に入った。

1/28 (日)
グルジア語を習っている石田の言葉も通じたりして、この日から朝食がつく事に。
地下食堂。客は二人だけ。目玉焼き2個、チーズ、パン、紅茶のティーバッグ、
ネスカフェ。満腹。紅茶はレモンティー。美味しかった。

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          ホテルの飼い猫と朝ご飯

トビリシ駅へ。日曜なので周りに市が立っていて、野菜や果物が売られている。
ポリスや胡散臭そうな奴もウロウロしていて、駅の周りは危なそう。
少し行くと、突然巨大市場が現れた。嬉しくて叫びそうになる。
肉、魚、野菜果物、日用品に楽器、洋服なんでもある。
バルセロナの市場も大きくて興奮したけど、此処も本当に大きい。市場大好き。

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    トビリシ市場の蜂蜜売り 試食の量が半端じゃない

紅茶や蜂蜜買う。グルジアは以前、ソ連の紅茶を一手に引受けていたらしい。
見たこともないスパイスなど欲しい物だらけ。また来る事にして今日は我慢。

石田がグルジア語の先生に頼まれたものを、タムナさんに渡す。
タムナさんは日本語を話せるので大助かり。学生に教えている。
(タムナさんはこの後留学が決まり、今、早稲田の学生として日本に来ている)

パペットシアター探すが、閉鎖。中に居る人を呼出し尋ねるが、
再開のめどは立たないようだ。街は瓦礫のような建物や、廃墟も目につく。
近くの、パペットシアターのような可愛いレストランに入り食事。
美味しかったが、昨日のレストランはよほど安かったらしい。

外に出ると、若い女性二人が英語で声をかけてきた。今日も歩き疲れた。 

地下鉄のホームでパンドーリを弾きながら歌っていた盲目の女性はうまかった。
パンドーリは三絃なので、グルジアのゴゼさんと言ったところだろうか。



1/29(月)
夜中じゅう女の鳴き声のような音が鳴り続けた。ウ〜ン、眠れない。外は嵐。
朝食は今日も二人だけ。ゆで卵2個、ソーセイジ2本ずつ、チーズ(食べきれない)。
ルスタベリ通りへ。楽器屋探し、中に入るとエレキギターばかりなのはどの国も一緒。
珍しい事に5弦バンジョー1台、大きさの違うパンドーリ(民族楽器)2台吊ってある。
値段と弾き方を聞くと、従業員は弾けず、奥から出てきたニアズが弾いてくれた。
やがて彼が、家にまだ色々あるから見に行こうと、タクシーに乗ることに。
何とそこは、外に警備員が居るマンション。まだ工事が終っていなかった。
5階の部屋に入ると、広くて外が一望出来る贅沢な部屋。
ここはニアズの父親の設計だと言う。 グルジアにこんな処があるなんて?!

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           ニアズ(ミュージシャン)の家で


彼は33a(オツダ ツァメティ アー)というバンドのリーダーのようだ。30代か?
CDも何枚か出している。ただし、何処の店でも最新作しか置いてなかった。

部屋にはパンドーリが4台、琴、弓で弾くバンジョーのような楽器などがある。
色々さわらせてもらい、どれが気に入ったかと聞くので指さすと、
「それは作りが悪い」と、サインの一杯入った、自分のパンドーリを渡し、
プレゼントするという。そんな〜、嬉しいけど...なんで?
そりゃ勿論、有難くいただきますが、見ず知らずの私にこんなね〜。

翌日また会う事にして、ひとまず退散。ルスタベリに戻りお茶とハチャプリ。
地下鉄でアブラバル。人の視線がきつい。露骨に見られる。中国人に思われる。
トビリシ駅でとうとうポリスが来て、英語話せるか?アラビア語は?国は何処か?
日本だと言うと離れていった。以前はポリスに随分怖い目、嫌な目にあったそうだ。

夕食は一昨日行ったレストラン。食べていると男2人、女4人のグループが入ってくる。
そのうちキーボードで歌う男が現れ、何人か踊り出す。写真取るとテーブルに呼ばれる

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一緒に呑み喰いし、踊り、歌い、抱き合い、段々めちゃくちゃになること3時間。

いや〜盛り上がった!面白かった!酔った勢いで歩いて帰る。
ホテルの人に、トビリシ(首都)以外に行かないのかと聞かれる。もう何人目だろう?

1/30(火)
夕べのどんちゃん騒ぎで不調。東京の家の留守電は声化けして聞き取れない。
昨日の楽器屋に行くと、二アズから石田に本のプレゼントが届いていた。
Bassパンドーリを買う。ニアズ現れ、いい買い物だと行ってくれた。

フォークロアの店見付け入る。中で芝居をやっていた。
オペラ&バレエステイツ劇場で明日のバレエ「ドン・キホーテ」の券が取れた。
真ん中のいい席があまり安くて吃驚。この公演は2007年夏、東京に来ていた。

夕方、とあるところを尋ね、会った人がゲラ・カンデラキ。
帰ってから知ったのだが、オタール・イオセリアーニ監督の映画
「歌うつぐみがおりました」の主演俳優だった。

今夜はパンやマッツオ二(ヨーグルト)、チーズ、ワインも買って部屋飯。
洗濯。
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by miminashibiwa | 2008-01-15 19:20 | ハチャプリ商会

青梅だるま市は、氷雨の中


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          あ.あ.あ...  ダルマが燃えてる!
             これがほんとの火だるまだ。

1月12日。青梅駅を降りると、目の前に大きなだるま。
今日から青梅だるま市。氷雨の中、駅前から屋台の準備が続いている。
住吉神社の境内では、持ち込まれただるまを火に投げ入れ、
大きな炎が上がっている。だるまの行く末を考えた事はなかったな。
甘酒を御馳走になる。冷えた身体が生き返る。
映画のロケで冷えきった時、スタッフさんの作ってくれる甘酒は
この上ない有難さ、うまさがあった。甘酒の一番美味しい飲み方だ。

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          この天気では、客足はまだ鈍い。

今日は知り合いのベーシスト、水野俊介さんのライブを聴きにきた。
BOX「KI・O・KU」。木質ペレットストーブがいれられ、ぬくぬくの空間。
木造の建物は天井も高く気持ちがいい。以前は繊維の倉庫だったとか。

水野さんが出てきたので立ち話。今年、富山に住む画家、宮脇さんと3人で
ライブパフォーマンスをしようと思い、その相談。

同じ会場で売っている「うさとの服」を来た女性が沢山ライブに来ている。
こう多いと何とも不思議な光景。みな知り合いのようで挨拶が飛び交う。

「冬の闇 冬の陽光」
5弦ウッドベース、17絃・20絃箏、バイオリン、笛・フルート、舞の
コラボレーションは、ストーブのぬくもりも手伝って何とも暖かい1時間半。
外の寒さも忘れ、心地よいひと時を創り出してくれた。
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by miminashibiwa | 2008-01-13 20:05 | 耳ざわり通信

船橋 若松劇場 ぶらぶら日記


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1月8日、船橋にある「若松劇場」へ初めて伺う。此処はストリップ劇場。
扉を開けると大音量の曲に会わせ、若く美しい、手足の長い女性が踊っていた。
お正月あけの昼下がりで、来ている人は年配の人がほとんどだ。
やがて曲が変わると着ていた物を脱ぎ始め、細く引き締まった身体は
とうとう生まれたままの姿になってしまった。
思わず客席からは拍手が起る。

今日は、トリを飾る千葉なぎささんと、牧瀬茜さんの踊りを見にやってきた。
昨年お手伝いした仕事を確かめに。
千葉さんは弁慶のような出で立ちで長刀を構え、牧瀬さんは牛若丸のような拵え。
やがて二人は剣を交え、激しい立ち回りが繰り広げられる。
刀と長刀なので、狭い舞台は今にも刃があたりそう。迫力!
和解が生まれ、互いの力を認め合い、同士となって旅を続ける。

しばらく行くと敵に襲われ、大立ち回りの末、とうとう二人は命を落とす。
茜さんが傷を負い、なぎささんが庇いながら戦うところもいじらしかったなー。
勢い余って長刀が客席にとんでいったのには吃驚。空いててよかった。

暗転の後、明かりが入ると一転して二人は全裸。拍手。
此処から二人の絡み合う踊りが始まる。
着物を脱ぐところをカットしていたので、二人の裸身は唐突で、新鮮で美しい。
それでいながら物語は続き、天上での二人の愛が花開いたかのよう。
絡み合いもつれ合い、探り合いひらき合いあいあいあい、、、
喘ぐ二人に客席も興奮のるつぼ。拍手。

前半の大立ち回りといい、後半の絡み合いといい、相当にハードな演し物に思えた。
大きなドラマを求め、新しい分野に分け入ろうとしているのだろうか?
あいにく、ストリップ経験の少ない私には判らない。
最後は出演者総出で太鼓の共演。羽子板で羽根つき。
お屠蘇も振る舞われ、正月のなかった私が、やっと正月気分を満喫させてもらった。

小屋の外で二人を待ち、洋服に着替えた二人とスリーショット。

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     牧瀬茜さんと、千葉なぎささんに囲まれて デレデレのわたくし。


二人は疲れも見せず、ケロッとしていた。すごいね〜
陽はまだ高い。古い佇まいを残す裏道を駅に向かいながら、
今どき懐かしい作りの珈琲屋に飛びこんだ。ホット・ココア、思いがけず美味し。

* この公演は、1月10日で終了です。
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by miminashibiwa | 2008-01-09 20:11 | 耳ざわり通信

新年の迎え方


暮れの28日に、北海道苫小牧にいる伯父が亡くなってさあ大変。
帰省ラッシュのピークで航空券が手に入らない。
電話をし続け、31日の夕方の便をやっと一枚手に入れる。

内地(北海道は外地)から来る人がチケットを取れないので、お通夜が2日に延びる。

さすがに北海道は寒いな。千歳空港の外に出て、慌ててコートに袖を通す。
苫小牧迄は雪が少なく、外は淋しい大晦日の夜で、ほとんど行き交う人がない。

駅で斎場の場所が分からず、うろうろしたが何とかたどり着く。
伯母と先に来ていた従姉妹と三人で食事をし、年越しそばのない大晦日。
こんな事もあろうかと、前の日の30日に食べておいてよかった。

結局、伯母と二人、斎場で一夜を明かすことになる。
食事の時皆で飲んだビールと小瓶の酒だけという、大晦日にあるまじき酒の量。
疲れている伯母を寝せ、ガリヴァー旅行記を読みながら寝ずの番。
朝日が見えるまでと思ったが、5時すぎに布団に入ってしまった。

二時間ほど寝て、斎場で迎える新年。こんな日を考えたこともなかった。
朝食も少しだけ正月らしさが入っていたが、もちろん雑煮はない。
斎場に泡の出る大風呂があり、朝まで入れるので二度入り、これは助かった。

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          1月2日午前7時5分 苫小牧の日の出

三が日を斎場で過ごし、今度は帰りのチケットが取れなくなった。
4日〜7日まで満席で、電話ではどうにもならず、パソコンで何とか取ってもらう。
突然5日の午前中のが取れ、キャンセルしていた朗読教室を急遽再会。
羽田から京急で横浜、東神奈川に出て横浜線に乗り変え長津田。
長津田から東急田園都市線で田奈と、1時間半かけてやっと辿り着く。

空港で、リュックのショルダーが片方切れて背負えなくなり、もう片方で担いだり
手で持ったりとうまく運べない。
某国内有名アウトドアメーカーの商品だけに怒りが沸々と湧いてきた。
まだ1年も使ってないぞー!

帰宅して、正月用に取っておいた生濁り酒「ど」のキャップにある小穴に爪楊枝で
穴をあけると、中の発酵している酒が細い糸となって勢い良く飛び出し、
しばらくグラスに出して治まったと思いキャップを取ると、今度は酒が吹き飛び、
部屋中に飛び散ってしまった。しばし呆然。この惨状をどうしたらいいのか。
その上この酒は身体の中でも大暴れ、トホホな新年でした。
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by miminashibiwa | 2008-01-06 22:02 | 耳ざわり通信