琵琶法師の毛づくろい


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カテゴリ:遠き橋懸り( 25 )

「遠き橋懸り」その5。二度目の稽古。


矢来能楽堂にて、観世喜正さんのCD「殺生石」を購入。
「遠き橋懸り」の中に出てくる能の演目なので、ひとまず聞く事に。
映像で見ても、台本にある箇所が囃子の音に消されて聴こえないのです。
上演も、3月1日 (日)国立能楽堂でシテは粟谷能夫さん、
    3月20日(金)横浜能楽堂でシテは関根祥人さんのチケット購入。

小樽市能楽堂公演の方は新たに音楽監督を迎え、ファゴット、クラリネット、オーボエ、
フルートの四人編成でやるようです。どんな曲が上がってくるのか楽しみです。

2月26日(木)、あざみ野にて稽古。
演出の十島さん、YUKIプロデュースの吉岡さん、友人のベーシスト水野俊介さんが集まりました。
この日も四時間程稽古し、最後まで通しましたが、前回よりは疲れませんでした。
と、思ったのですが、翌日はちょっと咽に来てました。
少し入ってるかと思ったセリフも、人の前でやるとなかなか出てきません。
蜂谷さんのセリフとの格闘は、まだまだねじ伏せられている状態です。
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by miminashibiwa | 2009-02-27 20:51 | 遠き橋懸り

「遠き橋懸り」その4。いよいよ今日は顔合わせ。本読みもありました。


1月24日(土)翌日の「遠き橋懸り」本読みの為にあわてて国立能楽堂へ。
中にでてくる能の演目「巴」のセリフを聴きたくて閉館1時間前に到着。
1ブース空きがあり、喜多流 友枝昭也氏の蠟燭での「巴」のテープを選び、見た。
時間がないので早回しで探したが、早回ししても全然動かないですね〜能は。
結局そのセリフが見つからぬうち時間に。やはり読んでから来なくては、、。

1月25日(日)1時、あざみ野で待ち合わせ。
北海道からは、作家の蜂谷涼さん、札響首席ファゴット奏者の坂口聡さんが来てくれた。
蜂谷涼さんは、自著「てけれっつのぱ」が昨年「劇団文化座」で舞台化され、
それが文化庁の芸術祭大賞を受賞。
28日にある受賞式と文化座のパーティー出席も兼ねて来られた。
坂口さんは、前日の仕事を終えられてすぐ飛行機に飛び乗って来て下さった。
東京方面は、演出の十島英明さんと私、遅れてYUKIプロデュースの吉岡孝子さん。

まず顔合わせをして、坂口さんが持って来てくれたCDの曲を聴く。
曲名は全く分りません。クラシックもポピュラーも、私あまり音楽が分りません。

ロビーで、はじめの大工の棟梁の所を読み、小さな舞台のついた大広間へ移動.
ロビーでは集中出来ず、目は活字を追ってるものの、頭には違う事が浮かんで往生した。
坂口さんは、曲を入れたい箇所になると手を上げCDをかける。
前日に家で通して読んだ時には1時間41分かかったが、
今日は曲が入るのでさてどれほどかかったやら。

初めて人の前、それも作家と演出家、演奏家の前で読んだので緊張するかと思ったが
さほどでもなかった。
喋っていると、一人で覚えている時とは違う感情がわいてきて面白かった。
読み方も変わった。長丁場にちょっと不安のあった声も何とか持った。
クライマックスで、蜂谷さんが泣いていたように思ったのは錯覚だろうか?

結局2時間2、30分程かけ、初の本読みは終了。5時になっていた。
演出家からは、大工の喋りと資次郎の17才の声を指摘された。
20人くらいの人が喋っているのでどうするかという課題もある。
全体の時間を1時間半〜45分位にしたいという声が出た。一人で喋るので限度かもしれぬ。
曲に割り当てられる時間は、今日のところ決められなかった。

坂口さんは翌日の仕事の為に、たまプラーザからのバスで羽田へ急いだ。

帰りの電車でも、家に帰ってからも、身体の興奮が中々覚めやらなかった。
2時間近く一人で喋るのは、ハムレットやオイディプスより喋るんじゃないか?
聞いてくれた皆さん、ご苦労様でした。

1月26日(月)、身体中痛くて起きられず。昨日の稽古のツケが出た。
やっぱり緊張してたのと、長時間の語りに身体が根をあげた!!
いてててて、、、!先が思いやられる。
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by miminashibiwa | 2009-01-25 21:32 | 遠き橋懸り

「遠き橋懸り」その3。正月も返上して、、、?


今年は新年早々、朝早くからNHK教育で能の番組を見ました。
大晦日から元旦の4時頃まで飲んでいたので、起きるのが辛かった!
1〜3日の三日間続いたが、初日は起きて、翌日は狂言だったので御勘弁願い、
三日目は録画して見るという横着をしてしまう。

8日は演出の十島英明さんをお誘いして、パルテノン多摩で「新春 能」を観ました。
舞囃子「高砂」狂言「子の日」能「葵上」。
解説もした、「葵上」のシテの河村晴久さんは充実した身体で出てきました。
出てくるだけで景色が変わるのは、凄いことです。

私が桐朋学園の演劇科に居た時、故生江義男学長が演劇上演の教育的側面を語られ、
一本の芝居をする時、その時代の背景である歴史、政治経済、生活、文化、思想、宗教、衣装等々様々な事を調べることになるので、総合的な学習が出来、教育として素晴らしいものだと言っていました。
山口瞳の「けっぱり先生」は、生江先生がモデルでしたっけ?
不肖の学生だった私も、ほんのちょっと先生の薫陶を受け継いでいます。

ともかく、毎日喫茶店に入り浸り、ひたすら「遠き橋懸り」を読む日々です。

今月25日(日)には、作家の蜂谷涼さん、札響の坂口聡さんが上京し、
演出の十島英明さんを交え今後の打ち合わせと本読みをいたします。(恐ろしや!)

ちなみに、昨年俳優座劇場で劇団文化座が公演した、蜂谷涼原作の「てけれっつのぱ」が、今年度の文化庁の芸術祭大賞をとりました。おめでとうございます。やったあ!

「遠き橋懸り」も、負けちゃあいられないぞ!
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by miminashibiwa | 2009-01-15 19:51 | 遠き橋懸り

「遠き橋懸り」その2。上演へむけて、、、。


「遠き橋懸り」(別冊 文藝春秋 2009年1月号)お読みいただけましたでしょうか?

先日の12月14日(日)、新宿紀伊国屋で演出家の十島英明さんと待ち合わせました。
メールで「遠き橋懸り」の稽古を見てくれるよう頼み、原稿を郵送しておいたのです。
早速「ライオン」の地下へ繰り出し、昼間から生ビールで乾杯。
「これは、いい本だね。やるべきだよ。」と、お手伝いしてくれる事になりました。

十島英明さんは劇団「前進座」の座友で、現在も演出を手掛け続けています。
主な演出作品は「さぶ」「赤ひげ」「怒る富士」「今日われ生きてあり」「天平の甍」
「母」「柳橋物語」「銃口」「往くべくんば死すべくんば」他

「母」は、小林多喜二の母をモデルにした一人芝居です。
今年の「蟹工船」ブームで脚光を浴びた多喜二は小樽の学校に通い、働いていました。
「母」を演出した十島英明さんと小樽は関係がありましたね。

十島英明さんとは、2003年8月にYUKIプロデュースが、エジンバラ演劇祭で公演した
英語劇「マーダラー」の演出家として出会いました。
英語など話せる訳も無く、プロデューサーの吉岡さんとお会いして
「英語で」と話が出たときは、猛反対したものです。
それがいつの間にかやる羽目になってしまいました。
「マーダラー」は、山本周五郎の短編「ひとごろし」を英語劇にした作品で、
その後「ザ・カワドリー サムライ」とタイトルを変え、ボストン、オクスフォードと
海外での公演を重ねました。英語で琵琶歌も歌いました。この芝居は受けました。

十島さんは私よりだいぶ年上にも関わらず頭が柔らかく、
柔軟で囚われない発想を持っていて、稽古が楽しかった事を覚えています。
「遠き橋懸り」を読むと、語り部は大工の棟梁と武士を捨て能楽師になった男の二人。
これを一人で語る。この演出なら十島さんしかいないと思いお願いしました。

YUKIプロデュースの吉岡さんにも原稿を渡し、稽古のお手伝いをお願いしたところ快諾。
年が明けたら、まず本読みをいたしましょう。
上演が出来るかどうかはともかく、前を向いて進む事にします。悔い無きように。
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by miminashibiwa | 2008-12-23 18:41 | 遠き橋懸り

「遠き橋懸(はしがか)り」その始まりを、ひもとけば、、、。


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          北海道 小樽市能楽堂

今年、2008年8月16,17日に小樽市能楽堂で「耳なし芳一」を語らせていただいた。
17日に「游心菴」で打ち上げをした時に、地元小樽在住の小説家 蜂谷涼さんと
札幌交響楽団首席ファゴット奏者 坂口聡さん、それに館長の寺田龍吾さんの間で、
来夏、この四人で小樽市能楽堂を使い、何かやろうかという話が持ち上がった。

8月23,24日は同じ寺田館長の企画で、江別市民会館小ホールで「耳なし芳一」。
24日にまた蜂谷さんと坂口さんが来てくれ,打ち上げの席で来夏の話が再燃した。
蜂谷さんが本を書き、私が朗読し、坂口さんが音楽を担当するというもの。

実はお二人が来てくれた17日と24日の本番中に、私達の身体に異変が起きた。
この事については,後日書く事にする。

10月中旬に寺田館長から電話で、蜂谷涼作「てけれっつのぱ」原作の芝居があると聞く。まもなく劇団文化座が俳優座劇場で公演され、寺田さんも小樽から駆けつけた。
私は千秋楽に蜂谷さんと一緒に観たが、これは本当に面白い舞台だった。
終演後、俳優座ロビーと直結しているHUBで蜂谷さんから書くという言葉をいただく。
蜂谷さんの構想は、壮大なものだった。

11月22日、とうとう原稿が届く。一読,面白い。いい本をいただいた。
作家から自分に当てた本を書いていただく機会は少ないので、嬉しいやら恐ろしいやら。

この作品は、現在発売中の「別冊 文藝春秋」(2009年1月号)で読む事が出来ます。
どうぞお買い求め下さい。

ところが寝耳に水とはこの事、肝心要の寺田館長が札幌に転勤になっていた。
四人で始めた企画の一人がいなくなったのだから事は重大。
さてこの先の行方やいかに? このカテゴリー「遠き橋懸り」で、
上演への道のりを現在進行形で書き綴っていきます、お楽しみに・・・


無事に上演まで漕ぎ着けられるのか、「遠き橋懸り」を乞うご期待!
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by miminashibiwa | 2008-12-13 17:58 | 遠き橋懸り