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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

りはく

2016年1月10日(日)
昨夜から手塚治虫の「火の鳥」ヤマト編、宇宙編、未来編を読む。先日丸の内の丸善で見たら、ずいぶん沢山の巻が出ていた。家にあるのはあと一冊、黎明編。昭和51年の本は傷みや焼けや埃があり、独特の紙の匂いが出ている。もう一冊、違う版があったような気がするが、さて、どこにあるか、中身はなにか。その本をくれた人が誰かは、覚えているのだが。

勝谷誠彦の「にっぽん蔵々紀行」を読みつつ、大晦日にデパートで買った「李白」を呑んでいる。蔵の人が来て売っていたので、本で読んだばかりでもあり、27年ほど前に初めて呑んだ酒でもありで買ったのであった。李白の名の由来は読んでいたが、すっかり忘れてしまった。
西川治の「世界ぐるっとほろ酔い紀行」もあわせ読み。寝る前に枕元で読む、寝酒ならぬ寝本である。寝る前に読む、眠気を誘うための本のことを、本当はなんというのであろうか?

堀田善衛の「方丈記私記」の再読も続く。1945年3月10日の東京大空襲を重ね、堀田善衛は「方丈記」を読んでいく。考えねば。思考のあとを辿りつつ。おどろくこと、おおかり。思い当たること、おおかり。おそるべし。おもしろし。
by miminashibiwa | 2016-01-11 01:49 | 耳ざわり通信