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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

北海道 朗読ライブ旅①。突然訪れるもの・・・

7月23日(水)
朝早く、北海道苫小牧の伯母が亡くなったと連絡が入る。
「何を言ってるの、オレ昨日の昼に電話で話したよ」。本当であった。
来週北海道に行くので、伯母に電話で報告などして、いつもより長く話した。
元気そうに思えたが、どうやらその数時間後に亡くなったようだ。
死は突然訪れるものと分かってはいるつもりだが、こんなことが自分に起こるとは。

(ブログを更新することも出来ず、20日近く。ゆるゆる思い出しながら書きます。)

あわてて飛行機を予約する。
一週間後に朗読ライブで北海道に行くことになっていたが、その準備も兼ねて荷造りにかかる。
夜中までかかって、何とか荷物をふたつ造る。
暑い晩だった。そよとも風が入らない。今年の夏も、こんな日がつづくのか。

7月24日(木)〜26日(土)北海道、苫小牧、ベルコ。
飛行場に行く前に荷物を宅急便でひとつ送り、羽田へ。
北海道苫小牧。寒い。ずっと寒かった。斎場も冷えていた。着るものがない。
3年振りくらいか?その時は、伯母の部屋に泊めてもらった。
斎場には、いとこや叔母たちがすでに来ていた。ここは伯父の葬儀でも来た所。
亡くなる直前に電話で話したせいか、伯母の顔を見ても実感がわかない。

夜は2時頃まで飲む。4時までも飲む。女性陣にはヒンシュクもの。

お世話になった伯母だった。役者の私を心配してくれていた。
美人の伯母だった。大館に居た頃は、行くと必ずきりたんぽ鍋が出たっけ。
引っ越しの時は一週間以上手伝いに行き、伯父伯母と大館から苫小牧へ大移動。凄かった!
東京、弘前、大館、小樽、札幌などへ、私の公演を観に来てくれた。

出棺の時に雨が降り出し、斎場に戻って来たら土砂降りに。こんな演出をするなんて。

こんな時でもないと話せない、叔母三人やいとこ達といろいろ話す。
毎晩遅くまで飲み、朝は6時半〜7時には起きるという、私にはありえない生活。


さて葬儀が済み、今日は苫小牧のホテルに一泊宿を取る。
叔母たちは遅くなったので、帰りの飛行機をキャンセルしたものの、宿が満室でなかなか決まらなかった。葬儀社の人が電話をかけまくって、ようやく確保。
これがどういうことか、まだ分かっていなかった。

予想外の来道。つづく。
朗読ライブは、ダイブ先き。
by miminashibiwa | 2014-08-13 23:52 | 耳ざわり通信