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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

逗子〜恵比寿〜渋谷〜新横浜〜大倉山

9月21日(土)逗子、逗子文化プラザさざなみホールにて「耳なし芳一」。
快晴。朝、琵琶の稽古をして逗子へ向かう。
新逗子駅のそばに神社があり、今日の公演の成功を祈って柏手を打つ。
会議室で打ち合わせ。簡単にリハーサル。
6時、さざなみホールに入り椅子の位置を決め、入りと本番中の明りのレベル決める。
すぐ客入れ、小池清志先生による「平家と逗子そして六代御前」 の講演、続いて「耳なし芳一」。
満杯のお客さんだった。過去に逗葉稲門会主催で「耳なし芳一」「牡丹灯籠」を呼んでいただいている。二度目の「耳なし芳一」の方も多く、子安の里、仙台の法運寺でも観たというひともいた。ありがたい事である。
終わってワインパーティー。二次会は蕎麦屋で。また終電を乗り継いで何とか帰る。
もっと早く帰らねばと、肝に命じてはいるが・・・懲りない。

9月22日(日)恵比寿、エコー劇場。
出がけにレクラム舎の鈴木一功さんから電話をもらう。何年会っていないか・・・
一人芝居に琵琶をつけてほしいと言う話しだったが、出来ないのでお断りする。
以前同じ事務所にいたので、他の役者のことなど話す。みんな会っていない。

銀河英雄伝説の舞台で共演した天宮良さん出演の舞台「泡」を観る。エコー劇場初めて。
福島県いわき市小名浜のソープランドを舞台にした、震災発生から1年を描いた舞台。
いい話しだった。震災にまつわるサマザマなものが、笑いにくるまれて語られる。

ちょうど11月の舞台「銀河英雄伝説 第四章 前篇 激突前夜」の演出家ヨリコさんと大橋君が観に来ていて、終演後天宮良さんと四人で飲む。と言っても二人はこの後仕事で、アルコールフリーのビールを飲んでいた。今日も天宮さんは芝居を熱く語るな〜。天宮さんごちそうさまでした。

9月23日(月)渋谷。
クロネコヤマトに来てもらい、秋の一人芝居の案内をメール便で送る。
渋谷で秋の一人芝居の稽古。打ち合わせ。台風の日に来られなかった大江さんも来る。
来られないはずだった信田さんも来て、音を入れて稽古。
衣装も「煙草の害について」は、揃ったものは着てやる。イメージが出来て来た。
「煙草の害について」「白鳥の歌」それぞれ一回ずつ通す。

5時に新横浜のフジビューホテルで、朗読教室の生徒さんの会の司会進行と照明をする。

9月26日(火)大倉山記念館ホール。
3時、「昼さがりの朗読会」。YUKIの会 朗読・演劇教室発表会。
会場を作り、場当たりをし、個人稽古。みなさんメイクに着替え。
安曇野から来た泉澤さんに照明と受付を頼む。私も受付と司会進行。

3時を10分ほど遅れて開演。空模様は刻々と変わっているようだ。
真っ暗な中、三人の魔女の高笑いが響き渡る。笑っちゃう、お客さんも笑ってる。面白い!
お客さんにかけたりして、みんな楽しんでいる。思いっきりやっている。
一部は仏蘭西の詩、小説を覚え芝居のようにやるひと、怖く妖しい朗読。
二部は日本の詩、芝居仕立てにした小説、二人での語り、歌を芝居仕立てにしたもの。
三部は童話、私の読む加藤多一作「ホシコ 〜星をもつ馬」。
冷房で寒くなったお客さんから苦情が出たので、切っても20分くらいなら暑くならないだろうと思ったのが大間違い。私が「ホシコ」を読むうち、どんどん暑くなる。
会は全部で2時間半を越えてしまった。みなさんよく最後までお付き合い下さいました。
ありがとうございます。
発表会は、みなとてもよかった。予想外のよさに私自身が驚いた。
本当に度胸がいいと言うのか、本番に強い人達ばかりでビックリ!
お客さんからも好評で、演目も多様なので面白かったようだ。

楽屋で打上げと、前日誕生日だった泉澤さんを祝って終了。
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帰りの車に乗れなかった石川さんと泉澤さんで、渋すぎる「大倉山もつ肉店」へ。
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5〜6人しか座れない店に荷物をいっぱい持った三人が入り、9時の閉店まで飲む。
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へとへとに疲れていたのは私で、飲んでいるうちにようやく元気を取り戻した。
当然二軒目を探し、ゆっくり飲む。
いい一日だった。

9月27日(金)田奈。
一人芝居の稽古。
「煙草の害について」「白鳥の歌」2度ずつ通す。
やはり2度目が俄然よくなるらしい。自分もそう思う。
本番は時間がないので、通すことは出来ない。さあどうするか?どうなるか?
by miminashibiwa | 2013-09-28 03:11 | 耳ざわり通信