琵琶法師の毛づくろい


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道化の死

3月11日(日)朝日新聞
文化人類学者の山口昌男さんが亡くなった。

大学の演劇科では道化の授業を受ける前に行かなくなってしまったが、道化に興味を持った。
人を笑わすなど恥ずかしくて難しくてとても出来ない。しかし、やれるものならやりたかった。

ちょうど山口昌男の著書「道化の民俗学」や「道化的世界」が出てむさぼるように読んだ。
近くにそんな人を知らなかったので、山口昌男の博覧強記ぶりに恐れ入った。
大量の本を読み、映画、芝居、漫画、美術、コンサートを見、外国にフィールドワークに行き、古書を求め世界を巡る文化人類学者。
関係なさそうなあれとこれがこうくっついていると知る喜びと、あまりに知らないことだらけの内容に、目からウロコというより頭に強烈な一撃を食らった。
分らないものは多かったがそれでも面白く、しばらくは出た本を買い続けていた。

最後に目にしたのは、見世物学会の対談を紀伊國屋ホールで見たときか?
「間道」を書いた坂入尚文、小沢昭一、あと誰だったか?
山口昌男は知っていることがあり過ぎて、話がどんどん脱線して行く。
自分が何を話すのか忘れてしまい、小沢昭一が話を戻していたのが可笑しかった。

袖へ引っ込む時、一番うしろの小沢昭一が軽々と戻って来て、「私が一番年上なんですけどね」。山口昌男ともうひとりがうまく歩けない体になっていたのを見てのひと言。

最後に読んだのは「学問の春」平凡社新書だったか?ホモルーデンスを使っての授業という体裁。
もう一度道化関係の著作を読もうと思って、そのままになっていた。
何事も間に合わないな〜。「山口昌男山脈」という雑誌も出ていたが、登るどころではなかった。

こんな機会だ、何か手に取ってみよう。合掌。
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by miminashibiwa | 2013-03-11 14:24 | 耳ざわり通信