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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

桜の花の満開の下

セットを組んだ、舞台「銀河英雄伝説」の稽古も終わり、今日明日は休日。
いよいよこのあとは劇場に入り、舞台稽古、本番となる。

9日、ぶらぶらと靖国神社を通ると、満開の桜。これは凄い。以前からこんなだった?
桜の森の満開の下はこんな感じなんだろうかと考えるが、いかんせん人が多すぎる。
池の方や、能舞台の前にも行ってみるが、どこも満開の桜、サクラ、さくら。
桜の花の満開の下_d0134361_0375342.jpg
靖国神社の能舞台。満開の桜を撮るのはむずかしい。上手く写せないので中止。

ついでに靖国神社前の千鳥ヶ淵の桜も見に行く。
ここも凄い。人も凄い。毎年とおるが、今年は格別に感じた。
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          4月4日の千鳥ヶ淵
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          4月9日の千鳥ヶ淵

10日は、岩波ホールで「汽車はふたたび故郷へ」オタール・イオセリアーニ監督を観る。
自伝的な映画のようだ。あいかわらず力の抜けた描き方がなんとも面白く好きだ。
旧ソ連だったグルジア、映画監督になろうとする若者が映画を作るが、検閲、思想統制。パリ亡命、商業性を求められての困難、映画作りはむずかしい、、、。

私がグルジア旅行で知り合った日本語の先生ルシコさんが、何度も「ものすごく汚い」と言っていた汽車に乗っておけばよかった。旧首都ムツヘタ旅行へは汽車で行く予定だったが、当日になり乗り合いタクシーに変更になったのだ。駅からだいぶ歩かなければならなかったのが理由だった。ルシコさんと日本語を学ぶ学生達との旅だったが、汽車に乗ってほしくなかったのかもしれない。忘れられない楽しい一日だった。
「耳ざわり通信 ハチャプリ商会 グルジアミラクル」を参照して下さい。
帰りに、また靖国神社を通ると桜吹雪が舞っていた。まさに花吹雪。
今日の桜は、小説のようにひそひそとは降らなかった。

さて、いよいよ「銀河英雄伝説」の舞台稽古が始まります。
by miminashibiwa | 2012-04-10 01:01 | 耳ざわり通信