琵琶法師の毛づくろい


by miminashibiwa

プロフィールを見る
画像一覧

お知らせ

カテゴリ

表紙
はや耳NEWS
プロフィール
耳ざわり通信
ガリバーウエファース
琵琶との出会い
耳なし芳一
おたる遊幻夜会
遠き橋懸り
ハチャプリ商会
メール

フォロー中のブログ

最新のコメント

Kouさん、ありがとうご..
by miminashibiwa at 02:25
 北の大地に歴史を感じる..
by 太田 節子 at 11:00
耳なし芳一さんこんにちわ..
by 宮原早百合 at 11:36
6月20日は、私たちおむ..
by おむすび at 08:13
こちらこそ、ありがとうご..
by miminashibiwa at 21:45

ファン

ブログジャンル

画像一覧

「直面(ひためん)」その22。


そうだ、5日のゲネプロと6日の初日には、横浜からマコちゃんのお母上も駆けつけてく
れたのだった。両日ともお着物で。せっかくの北海道も猛暑だったのは残念でした。
お母上は、英語劇や語り琵琶耳なし芳一、一人芝居ガリヴァーまで観に来てくれている。
それを考えると「直面」は、マトモな部類のものかも知れない。
マコちゃんのお母上を見ながら、我ながら変な物ばかりやっているな〜と思った次第。

d0134361_14492114.jpg


初日の8月6日(金)
睡眠誘導剤を飲み、昼近くまで眠る。ホテルの朝食は9時半までなので食べられない。
浴衣を着て下駄を履き、小樽市能楽堂まで歩く。
「フジリンです」と声をかけられたのは、この日だったか昨日だったか、、、?
小樽市能楽堂で演じた、一昨年の「耳なし芳一」昨年の「遠き橋懸り」と観てくれ、
ブログに書いてくれている。
小樽のおでん屋さんらしいが、今夏も伺えませんでした。いつか、、、。

1時過ぎ、桜坂でブランチ?
丼物とそばを食べ、おにぎりを3個持ち帰る。
2時、作務衣に着替え舞台でストレッチをし、「経正」の舞や台詞をさらう。
横では音響の布谷さんが、演奏者の椅子や譜面台をセッティングしている。
一幕と二幕の間を楽屋で休み、また舞台で続きをさらう。今日も暑い。

[衣装と下着]
トランクス、能用の股引(女性の役も演ずるので、素足を見せない為)、白足袋、
膝用サポーター、袴、肌襦袢、半襦袢、紋付(東レ シルック)、羽織(東レ シルック)。

化繊の衣装は暑い。股引まではいているし、仕方がないのは重々承知だが、、暑い。

台詞の稽古がが終わった頃、指揮者や演奏者が少しずつ現われる。
十島さんが来たので、昨日まで謡っていた「高砂」を最初の一節だけ謡う事に、
「鶴亀」を途中から音楽が重なるように変えてもらい、神田さんにも了解してもらう。
謡の声の調子が戻らず、この声で全部謡っても演出効果として成果がないと判断。
年寄りの声を2時間近く出す事と、最後の謡の稽古で声を疲労させたせいか?

4時までにおにぎり2個食べる。いつも1個あまらせてしまう。

[老けメイク]
後ろ髪に水白粉を塗り白髪に見せる。ヒゲは結構白く、その色に合わせる。
マコちゃんに、プロピアの付け眉毛左右を私の眉毛の上に付けて、すいてもらう。
ヒゲにハードディップを塗り、かためる。顔や手に、汚しのメイク。
汗ですぐ取れてしまうのが困る。粉で押さえるのだが、間に合わない。

5時半頃から衣装を着始める(もっと早いか?)。暑いのでなるべく着たくない。
演奏者や指揮者が衣装を、実行委員の方達が浴衣を着せてもらっている。

[持ち道具]
ステッキ、軍扇、手ぬぐい。

この日も晴れて明るく、一幕が終わる頃まで客席がよく見えた。皆さん団扇でぱたぱた。

[休憩時間の過ごし方]
能舞台は楽屋の下にあるので、一幕が終わると階段を上がり楽屋になっている座敷へ。
トイレに行きたい時は大急ぎで駆け上がり、お客さんが来る前にすませてしまう。
楽屋に上がると、ノンちゃんかカミちゃんが用意してくれた冷凍タオルを、
頭の上と首に乗せて冷やす。ぬるい水かお茶のペットボトルを2本くらい飲む。
お菓子や果物をつまむ事もある。十島さんやマコちゃんと言葉を交わす。
取れた手のメイクを塗り直し、粉をはたく。瞬く間に、二幕の開演。

二幕に入り、日も落ちて役に入りやすくなる。いい感じだ。
終演後お客様の送り出しをする事になったので、早く出口に行くよう促されるが、
水を飲み冷凍タオルを頭と首に乗せ、なかなか動こうとしない私。
放っといてくれないかなと思う間もなく、吉岡君に腰を押されて入り口へ。

外の門のあたりまで出演者と作家が並びお見送り。
下駄を履いているので、お辞儀をするとつんのめりそうになり、門にしがみつく。
年配の男性に「目の正月になりました」と言われたのが嬉しかった。
この日は親戚や友人知人の多い日で、HBCラジオの桜井さんや室谷さんも。

サイン用にとマジックを持たされたが、3日間ほとんど頼まれることはなかった。
全公演を通して、眉毛の長い年齢不詳の男に声がかけづらいのか、
あまりお客様が寄って来なかった気がする。芝居がつまらなかったとは言わせない。

楽屋に戻って、頭に水道の水をかけ(色は落ちません)、体を拭き、着替えて食事。
東京から観に来た、劇団前進座の制作や元座員の方たちなどがいて同席。
十島さんが座友となっている劇団で、旅行ついでに観に来たとか。

酒を飲む元気もなく、疲れたのでひと足先に帰る。
[PR]
by miminashibiwa | 2010-08-19 19:42 | おたる遊幻夜会