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琵琶法師の毛づくろい
by miminashibiwa

「直面(ひためん)」その19。


7月28日(水)田奈。
YUKIプロデュースの吉岡さんに手伝ってもらい、「直面」CDをかけてもらいながら稽古。
冷房で少々冷えてしまう。
自分でかけながら稽古するのは難しいので助かった。

7月29日(木)南大沢。
少しは雨で涼しいのだが、体が疲れていて稽古をやりたくない。
作曲の神田さんが来て、CDラジカセで音を入れながらの稽古。
小樽での稽古でもそうだったが、私の息を取りながら緩急を付け音を出してくれた。
どこまで聴くのか分からない箇所もあったが、おおむねうまくいく。
台詞がはっきり早かったところがあったそうだが、マコちゃんに言わせると
「小樽リハで時間を計ったのなら、現場に行けばそうなりますよ」
小さい変更箇所が出る。

声が疲れて危ない。明日あるんだよな〜。自分で望んだ稽古だからな、、。
体も冷えてきたが、上大岡の京急百貨店で個展をやっている友人のところへ。

7月30日(金)南大沢。
東京での最終稽古。神田さんは仕事で来れず。
YUKIプロデュースの吉岡さん、友人のTさん、私の友人のカメラマン中島さんが見学。
声が危ないのに、お客さんが来るとつい頑張ってしまう。
人が見ていないと出て来ない感情もあるのでありがたいのだが、、。
マコちゃんに声を出さないようにと釘を刺される。

見学してくれた人達とお茶。
吉岡さんは友人と小樽まで観に来る事に。Tさんは残念だが次回小樽に来てもらおう。
中島さんは去年観てくれたが、今年は仕事で行けないというので観てもらった。
三人に感想を聞き、痛いところをズバリ衝かれた。本番に向け修正しよう。
もちろん芝居全体は楽しんでもらった。嬉しいメールも届きました、ありがとう。
あとは本番をお楽しみに!


いよいよ本番が近づきました。今年も長かった。最初の台本をもらったのは去年。
ちゃんと覚え始めたのは2月の終わり。本当に覚えられるのかと不安の毎日。
二度もこんな長い話を書いていただき、ありがたい事この上なしです、蜂谷涼さん。
沢山台詞を覚える仕事がなくて助かりました。

この話をどう芝居にするか、どう立ち上げるか、演出、舞監と頭をひねること数ヶ月。
やっとメドがついたのは、6月下旬の小樽市能楽堂でのリハーサルかも知れない。
東京に戻り、見学してくれる人の反応なども見ながら稽古してきました。
この上は、一人でも多くの方に私たちの集大成を観ていただきたいものです。

北海道の人も、道外の人も、近郊の人以外は宿泊しなければ観られません。
でも私たちは、出来れば小樽に泊まって観ていただきたいと思っています。
お昼の観光もいいでしょうが、夜の小樽も堪能してもらいたいのです。
実行委員会の人に聞いていただければ、お店の御案内も出来るだけお手伝いしたいと思っています。
能舞台でお芝居を観ていただき、それを肴に夜のお食事を楽しんでいただきたいのです。

東京は暑い日々が続いています。小樽の夏はどうなるでしょう?
でも、どんなに暑くても東京の夜のような暑さにはならないでしょう。
それでも暑いときは、美味しいビールが待ってます。小樽ビールもありますよ。
みなさん、涼しい北海道、涼しい小樽でお待ちしています!
美味しい芝居に、美味しい食事!
さあ、暑い国を抜け出して、北の小樽へ行きましょう!
私たちがお待ちしています。
by miminashibiwa | 2010-07-30 23:26 | おたる遊幻夜会